神戸に行けば、必ず寄るお店。それが「レンセイ製菓」です。

品の良さそうな老夫婦が営んでおられます。

後継者が居なさそうなので、いつ何時食べられなくなるかわかりません。(失礼しました)

そんな気持ちから、どうしても外せないお店なのです。

上の画像のようなクッキーや、ロールケーキなども置いておられます。

そういえば、小さいころ食べたような・・・・。

誰もが何となく懐かしくなるような、タイムスリップしたようなレトロなお菓子です。

今回はそんな並べるだけで、嬉しくなるような可愛いお菓子をご紹介!!

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長い歴史の「レンセイ製菓」

戦後まもなく開業されたというそのお店。

その頃から店内はまったく変わっていないのであろうと思わせる、まるで時の止まったような雰囲気です。

看板には洋菓子とありますが、いわゆる「ロシアケーキ」に近いものだと私は思います。

「ロシアケーキ」というのはロシア皇帝お抱えの製菓技師スタンレー・オホッキー氏が伝えたお菓子らしいです。

ただ、こちらの「レンセイ製菓」のクッキーは、二度焼きではなく、二つのクッキーを焼いてから重ねていること。

二枚重ねのクッキーの上にジャムやマカロン、チョコなどをトッピングし、砂糖漬けしたチェリーやパインが飾られています。

また、他のお店の「ロシアケーキ」と違うところは、その大きさ。

こぶしくらいの大きさで、かなりのボリュームなのですが、お値段は100円均一。

昔から変わらない製法で、作り続けておられるようです。

チョコサンドクッキー、パインチェリーを実食!

この存在感が凄い。ずっしりと重厚な・・・だけどポップで可愛い。

大きさはタテヨコ、7cm越え。本当に大きいです。

クッキーが重なっていると、ついついはがしたくなる私。(オレオじゃないのに)

はがしてみると、うっすらとバタークリームの接着剤!?(笑)が付いてました。

噛むと、本当にボロボロとこぼれ落ちる

子供に食べさせるなら、覚悟が必要です。

大人だって、無事では済みません。心して召し上がって下さいね。

クッキー自体は、クッキーというよりはもう少し軽めのビスケットのような食感。

生地を良く見ると、かなりの気泡で膨らんでいます。空気を含んでいるので、ホロホロと崩れやすいのですね。

クッキーの甘さは控えめですが、チョコレートコーティングがされているので、トータルでそこそこ甘いと思います。

極めつけは、クッキーの上にのっている砂糖漬けのチェリー、パイン、そしてアンゼリカ(ふきの砂糖漬け)です。

想像通りのもっちょり!?とした食感。果てしなくただ甘い。(笑)

これ一つ食べると、すっかりお腹は落ち着いてしまいます。

サンドクッキー、コロネ型を実食!

まるでパンみたいですが、かっちりしたパイ生地で出来たコロネ型のクッキー?の中には、ホワイトチョコレートの入ったクリームが入っています。

このクリームが、本当にふわふわで、軽い。

バタークリームだとお店の方はおっしゃいましたが、原材料を見ると、マーガリンで出来てます。

だから、バタークリームではないので、口どけは少々難がありますが、味は良いと思います。

このパイ生地もなかなかパリパリで美味しい。

クッキー生地よりもパイ生地の方がイケると思います。

原材料にマーガリンが使われているところだけは、ちょっと残念な気がしますが、クリームがとにかく沢山食べたい私には、ぴったりのサンドクッキーでした。

サンドクッキー、プルーンアーモンドを実食!

どうでしょうか・・・・この「チョコレートだぞ!!」という迫力。(笑)

このお店のクッキーはこんな大きくても標準サイズなのです。

二枚のクッキーの間には、やはり同じバタークリームが挟んであります。

やっぱり接着剤の役目なのでしょうね。

クッキーの味は、パインチェリーと全く同じのようです。

ただ、こちらはホワイトチョコではなく、ミルクチョコレートです。

お世辞にもコクのある美味しいチョコレートではありませんが、とにかく胃と心は満たされます。

トッピングには、プルーンとアーモンドが使われています。

ちょっと甘酸っぱいプルーンと、カリッと香ばしいアーモンドが、味の変化をつけてくれるのが嬉しいですね。

丸パイチェリーを実食!

見た感じそのまま・・・・のザラメがどっさり。

パイの食感をかき消すほどの、このザラメの量が半端ありません。

甘い・・・・・。そして、ザックザク!!(笑)

歯に自信のない方はご用心くださいね。

でも、パイ生地はやっぱり美味しいです。

かなりの脂質ではありますが、そこは無視して召し上がってください。

パイとパイの間から覗いているのは、やはりマーガリンで出来たなんちゃってバタークリームです。

そして、パインとチェリーの砂糖漬けが載せてあります。

こんな強烈なお菓子は、最近めったにお目にはかかりません。

かえって貴重なお菓子なのですよ。

サンドクッキー、リンゴココナッツを実食!

さて、お次はリンゴココナッツと書いてある包装に包まれたチョコサンドクッキーになります。

先ほどのパインチェリークッキーとの違いは、表面にかかったココナッツチップでしょうか。

ホワイトチョココーティングにも、上のチェリーにも変わりはありません。

もちろんクッキーの味も全く違いを感じませんでした。

じゃあ、リンゴって何?用心深く味わいましたが、結局判明いたしませんでした。(笑)

どこにもリンゴの味はしないんだけど・・・・。

どうもひっかかり、直接お店に伺ったところ、やはり生地の中にりんごを入れているとのことでした。

そうだったんだ。(すみません)

というわけで、特にリンゴを感じるほどのインパクトはありませんでした。(笑)

ピーナッツマカロンを実食!

このまるで岩石のようなごつごつしたクッキーがピーナッツマカロンです。

クッキーに覆いかぶさるのは、ピーナッツがザクザク入ったマカロン生地です。

大きいので、かなり大口を開けてお召し上がりください。

一口噛むと、上下のクッキーが分かれてしまいました。

が、二つに分けて食べたほうが、食べやすいかも。

下のクッキーは、やはり他のクッキーと同じあっさりした甘さ控えめのサクサク生地に仕上がっています。

上の部分のクッキーは、マカロンの方が多いくらい。

香ばしく、カリカリと固めの食感です。

ピーナッツの風味が良い。

見た目は地味ですが、味はワイルドですよ。

まとめ

戦後すぐから神戸で親しまれてきた洋菓子のお店、「レンセイ製菓」。

ロケーションが高架下なため、決して目立つお店でもありません。

しかも、お店の中もまるで工場の様。機械や道具がごろごろ置いてあり、お菓子作りの息遣いさえ感じられる。

綺麗なショーケースもなく、ただ工場に置かれたような箱に並べてあるだけ。

それでも、一度行った人間をひきつける魔法のお菓子であることは間違いないのかもしれません。

いままでも様々な方がブログにアップされていますが、皆さんその魅力を語っておられます。

「美味しいですか?」と聞かれたら困ります。(笑)

でも、お勧めします。

こんなレトロなお菓子を昔目にした年代も、今まで見たことのない年代も、ちょっと買ってみたくなるお菓子。

いまならまだ手に入りますよ。

店舗情報

住所    神戸市中央区元町高架道3-160 

電話    078-331-2409

営業時間  9:00~19:30 (日曜日午前休業)