すっぱいお菓子といえば、すっぱムーチョなどを連想してしまいますが、東ハトからもこの春(2017年5月1日発売)売り出されました。
このパッケージにあるのは辛さの暴君ハバネロではなく、酸暴すっぱネロ様なのですが・・・・
パッケージを見るかぎりでは危険級の酸っぱさなのかと想像してしまうほど。
ただ、酸っぱさを優先させて、辛さはパッケージからも見てとれる、五つ星ならぬ五つ唐辛子のひとつ唐辛子。
って、ことは・・・・まったく辛くないんだ。(笑)
とにかく、酸っぱさを十分堪能するお菓子なんだろうな。
このすっぱネロさまのような、ばあ様の口にならぬように・・・・願いたい限りであ~る。
暴君ハバネロに続く”酸暴すっぱネロ”現る!!
思い返せば・・・2003年の暴君ハバネロ誕生からはや14年。当初、ハバネロの辛さは日本中を震撼させ、およそ一年間で、累計出荷数2000万袋の快挙を記録したとされます。
とにかく、凄すぎる辛さで人々を魅了した暴君ハバネロでしたので、公式サイトには注意を促す記述もあったとか。
以前はその暴君ハバネロをも恐れさせる世界一辛いとうがらしのジョロキアを使った魔王ジョロキア(2008年発売)が出現したこともありました。(製造終了)
そこから、手を変え、品を変え・・・様々な辛さの変遷を繰り返し、今なお独自の辛さを追求している暴君ハバネロ。
そんな暴君ハバネロの世界に、去年からお目見えしている旨味が際立つチョイ辛な「女王ウマミロ」(2016年10月発売)に続き、今年誕生したのが「酸暴すっぱネロ」(2017年5月1日発売)なのです。
辛さでは暴君ハバネロの足元にも及ばないが、酸っぱさで天下を取ろうというのでしょうか。(笑) (東ハト 公式サイト)
酸っぱさが後を引く、美味しいスナックとは。
アメリカでも酸っぱいポテトチップスはありましたが、オニオンサワーのような程度で、特にびっくりするような酸っぱさにお目にかかったことはありませんでした。
日本には梅味というものがあり、梅干しを代表として、酸味を好む人も多いのかもしれませんね。
約10年以上続くすっぱムーチョの梅味も、ロングセラー商品になり、厚切りすっぱムーチョ 完熟梅味(2017年1月9日発売)、すっぱムーチョチップス 完熟梅味(2017年1月16日発売)と、また新たな梅味に続いています。
梅などの酸っぱさで脂っこいポテトがさっぱりと頂けるのが魅力ですね。
以前はカルビーからもスーパーすっぱいレモン味のポテチ(2015年6月22日~7月末)が登場しました。こちらはレモンの酸味はありましたが、苦みも少々感じる大人味に仕上がっておりました。
ただ、酸っぱいと唾液の分泌が促され、食欲が出ます。食べすぎには要注意かもしれませんね。
すっぱいものはなぜ疲れを癒す?
疲れているときに、なぜか食べたくなるのがすっぱいもの。酸味の成分であるクエン酸や酢酸には、乳酸を水と炭酸ガスに分解するはたらきがあります。さらに、新しい乳酸が作られるのを防ぐため、疲れを癒してくれます。「疲れたな」と思ったら食べるようにしましょう。(引用 ヘルスクリック)
黒酢パワーとは?
- 疲労回復
- 健康美肌
- 血糖値上昇抑制
- 便秘改善
- 食欲増進
- 血圧低下
- 血流改善
などなど・・・・嬉しい効果が沢山あります。
酸暴すっぱネロの実力
さて、いよいよ実食と参りましょう。
パッケージを開ければ、ちょっとタバスコのような酸味を帯びたスパイスの香りがします。
中には投げわのような形状のポテトスナックが入っています。
つまんで口に入れると、ピリリと酸味の刺激を舌に感じます。
「酸っぱ~い」と、思う間もなく収まり、黒酢の風味がほのかに・・・・
確かにすっぱいのですが、あっという間の出来事で、さほどのショックはありません。
むしろ奥行きのある穏やかな酸味なのかもしれませんね。
きっと黒酢のせい!?かもしれません。
もちろん、唐辛子ひとつ級ですから、辛さもあいまい。
一言でいえば、「拍子抜け」です。
刺激を期待して買った人からはブーイングがあっても仕方ありません。
ただ、酸っぱいものが欲しかったなら、正解です。
酸暴すっぱネロをアレンジ
なんだかなあ。と、落胆された方に捧げる酸暴すっぱネロのアレンジメニュー。
酸っぱいのだから、結構何にでも使えますよ。
- ふりかけ (砕いてご飯にふりかける。すっぱさがやみつき。)
- ドレッシングがわり (砕いてサラダにふりかける。ビネガー要らず。お好みでオリーブオイルをどうぞ。)
- から揚げの衣に (砕いて、パン粉の代わりに。サクサクの仕上がりになります。)
- 焼きそばの仕上げに (紅ショウガのような酸っぱさが良い感じです。)
商品名 | 酸暴すっぱネロ |
価格 | 100円(税抜き) |
内容量 | 56g |
カロリー | 301.3kcal |
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まとめ
辛い「暴君ハバネロ」に続き、酸っぱさの帝王「酸暴すっぱネロ」が登場したはずだったのですが。(汗)
実食してみたところ、さほどの刺激的な酸っぱさでもなく、辛さもあいまいで、今一つの味に収まってしまいました。
ただ、その酸っぱさは身体に良いとされる黒酢を使用したもの。
黒酢パワーでアミノ酸を摂取できるのは嬉しいですね。
疲れた身体に優しい酸っぱさの効果を発揮できそうです。
アレンジメニューにも活躍しそうな酸暴すっぱネロ。
ちょっとダレてきた時に如何ですか?