デパ地下で見つけた、このパンは・・・・・。
まるでチョコパン。
でも、チョコじゃない。羊羹なのです。
羊羹とパン。まったく結びつかないこのパンの不思議な魅力に導かれて、買ってまいりました。
この世の中には、まだまだ知らないものが沢山あるものですね。
でも、それだから面白い。
では、さっそく頂いてみることにしましょうか。
見出し
菱田ベーカリーの羊羹パンとは?
菱田ベーカリーが近くにないので、どんなパン屋さんなのかは詳しくはお伝え出来ませんが、この「羊羹パンの歌」を見ると、いかにアットホームな会社なのかという雰囲気が感じられます。(ちょっとダレたダンスが笑えます。)
今も各地のデパートでキャンペーン販売をすれば、人気の羊羹パンですが、まだまだ新製品を作る意気込みも感じられますね。
「羊羹パン」と言うと、少し古臭いイメージもあるかと思いますが、これからまだまだ可能性のあるパンなのかも。
羊羹自体、あまり食べる機会が無くなっている方も多いのでは?
菱田ベーカリーは、羊羹をもっと身近にしてくれる。そんな会社なのかもしれません。
菱田ベーカリー「羊羹パン」を実食レビュー!!
羊羹と言ったら、ふつうは薄くても1cm以上には切りますが、こちらの羊羹コーティングは、厚みがミリ単位。
まあ、二ミリも無いかもしれません。
なので、羊羹を味わおうとすると、かなり無理が生じます。
が、やはり気になるのが羊羹のお味でもありますので、歯でこそげるようにして食べてみました。(笑)
パンの皮とともにはがれた羊羹は、あっさりとして、上品な甘さです。
パンもシンプルで、飽きの来ない味。
給食で出していたパンそのもののようで、素朴な味わいだと言ってよいかと思います。
中に入っているのは、これまたあっさりめのこしあんなのです。
それにしても、羊羹+パン+こしあん。
なんだか不思議な味の三重奏ですよね。
やっぱり、和菓子ですよね。(笑)
高知の奥深さに、感心してしまいましたよ。
販売価格(税込み)1080円 (5個入り)
菱田ベーカリー「羊羹ツイスト」を実食レビュー!!
「羊羹パン」も気になったところですが、私がどうしても食べたかったのは、こちらの「羊羹ツイスト」なのです。
「羊羹ツイスト」も、見た目はチョコパン。
しかも、コッペパンで、中にはクリームが挟んであります。
羊羹+パン+クリームのコラボです。
今度は和と洋の組み合わせですね。
割ってみると、中にはちょっと固めの生クリームの風味のクリームが入っています。
このクリームがまた懐かしさ満載。
懐かしさと、安心感があるような、優しい味になってます。
あんこと、生クリーム。
あんことバターやマーガリンなら、よく見かけますよね。
確かにパフェ等なら、あんこと生クリームもお友達かも。
ただ、このあんこと言うか、羊羹としてパンにかかっているところがユニークなんですよね。
けっして主張しない味。
見た目はかなり主張していますけれど。(笑)
羊羹という、本来なら単独で食べられることが多いスイーツが、こんな形でパンの上に存在していることが、面白い。
これは、一度試していただきたい味かもしれません。
通販でも販売されていますよ。
販売価格(税込み)1188円(5個入り)
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「羊羹パン」と「羊羹ツイスト」おすすめはどちら?
結果的に言いますと、私は「羊羹ツイスト」がおすすめです。
なぜなら、クリームが好きだから。(笑)
羊羹は、同じ。パンもほぼ同じ。
違うところは、こしあんか、クリームです。
お好みで、どちらでもお好きな方をお選びください。
または、ちょっと珈琲で召し上がりたい時は、「羊羹ツイスト」。
お茶で、渋めのおやつにされたいなら、緑茶と「羊羹パン」。
このように思います。
他の地域の「羊羹パン」とは?
この際ですので、他の地域で売られている「羊羹パン」についても調べてみました。
北海道の「ようかんパン」は、漢字では書きません。
北海道では、コンビニやスーパーでも売られているようですね。
「ようかんパン」の他にも、「ようかんツイスト」「ようかんちぎり」「サンスネーク」「ようかんアンパン」などがあります。
中に入っているのは、ホイップクリームや、カスタードクリームや、バタークリームだったり、あんこであったりもします。
「サンスネーク」は結構ポピュラーみたいで、山崎製パンの商品だそうですが、ヤマザキの公式ページでも見つけることは出来ませんでした。
次に、静岡の「ようかんぱん」です。
富士市名物になっているみたいですね。
つぶあんを閉じ込めたパンの上にようかんをかけ、中央にバニラクリームがトッピングされています。
これも食べてみたいです。
こちらの富士製パンの「ようかんぱん」も50年以上前に作られたという商品です。
手間がかかるので、今では静岡では富士製パンのみが販売しているとのことです。
菱田ベーカリーも昭和40年ごろ「羊羹パン」を作っていますので、やっぱりどちらが先なのかは不明ですね。
まとめ
デパ地下で売っていた、不思議なパン「羊羹パン」
羊羹とパンの結びつかないような二つの食べ物が、一つになって、個性的な味を出しています。
私が買ったのは、高知県のパンですが、北海道や、静岡でも販売されているという「ようかんパン」。
あんぱんと同じく、全国のパン屋さんでも、同じようなことが考えられていたのかもしれませんね。
ちなみに、映画「風立ちぬ」で登場したシベリアというパンは、カステラで羊羹をサンドした当時は、ハイカラだったお菓子です。
たまにローカルなパン屋さんで見かけることもありますよ。
是非、探してみてくださいね。
店舗情報
有限会社:菱田ベーカリー
住所:高知県宿毛市和田340-1
電話 0880-62-0278