ドーンと出ましたのは、プリン三種でーす。
どちらの商品も究極のプリン?(笑)らしいです。
各メーカーがそろっての一押し。
これは試してみるしかありませんね。
さて、どのプリンが一番美味しいのか。楽しみです。
美味しいプリンの定義とは?
プリンと一言で言いますが、プリンには二つの作りかたがあります。
- 蒸しプリン (卵の力で固まったプリン。焼プリンも、水を張った皿の上に載せて焼くので、正確に言うと蒸しプリンになる。)
- ゼラチンプリン (俗にいうケミカルプリン。凝固剤になるゼラチンなどを使った、プリン。)
洋菓子屋さんのプリンは、殆どが蒸しプリンに属します。
ハウスのプリンの素などは、ゼラチンプリンですね。
蒸しプリンの中でも、オーブンを使う、いわゆる焼プリンは、作り方は蒸しに近いけれど、焼く事によって、表面の卵成分の部分が少し硬めの膜になっているのが特徴です。
プリンの味は、焼き方、成分、そして、カラメルソースに鍵があるようですね。
トロトロのプリンが好きな人もいるかと思いますが、それはプリンでは無いとおっしゃる人もいます。
以前、私は生駒に「最強プリン」を食べに行ったことがあります。
刺したスプーンが倒れないほど硬い。秘密は、卵の量だそうです。
基本、私は硬いプリンが大好きです。(笑)
出来たら、そんな硬いプリンがコンビニで買えたらうれしいですね。
オハヨーの究極焼プリンを実食レビュー!
焼プリン独特の焼目が付いてますね。
焦げたところが、卵の膜になってます。
卵の風味が濃厚。
焦げたところも、手作り感があって良いですね。
底のカラメルシロップはちょっぴり甘めです。
もう少し苦みがあると嬉しかったと思います。
プリンの生地に、純生クリーム、蔵王産クリームチーズ、北海道産マスカルポーネが加えられているとありました。
それらが混じりあってのコクなのですね。
香料、はちみつ、レモン果汁、洋酒に、焼プリンなのにゼラチンも使われているようです。
プリンとはいえ、洋菓子の要素を沢山併せ持った商品だと言えます。
舌触りもかなりクリーミーな仕上がりになっています。
が、全体的に言うと、ちょっと甘い。
オハヨー乳業は昭和28年創業、乳製品を中心にアイスやヨーグルト、デザートを手掛けています。
プリンのラインナップも沢山あり、その中でもこの「究極焼プリン」は、濃厚な味を追求した焼プリンとして、究極の味に仕上げています。
いかに味わいを深めるか。
そんな味への追及が、究極焼プリンを作り上げたということでしょう。
商品名 | オハヨーの究極焼プリン |
価格 | 140円(税抜き) |
内容量 | 105g |
カロリー | 178kcal |
アンデイコ、こだわり極プリンを実食レビュー!
みるからに滑らかそう。
これがアンデイコのこだわり極みプリンです。
香料も着色料、保存料不使用。
卵のみで固めたプリンですので、さらっとした感じ。
先ほどの究極焼プリンはねっとりとしていましたので、卵本来の風味が生かされているようです。
そして、カラメルソースも適度に苦みがある。
確かにシンプルながら、プリンそのものの美味しさを追求した結果だと思います。
原材料は、乳製品とたまご、砂糖のみ。
下手な味付けはしないと言う潔さです。
素朴な味が好きな方なら、こちらがおすすめですね。
アンデイコは、昭和21年創業のアイス専門の会社です。
そこから、プリンやヨーグルトなどを作るようになったそうで、品質にこだわった商品をモットーに作られているようです。
こだわり極プリンも、そういった信念のもとに作られているので、材料に一切の妥協はしなかったのですね。
三種類の中では唯一の保存料不使用商品でした。
商品名 | アンデイコ、こだわり極プリン |
価格 | 105円(税抜き) |
内容量 | 105g |
カロリー | 169kcal |
らくれん、道後赤たまご極上プリン
黄色いです。たしかに・・・・・たまごたっぷり。
地元、愛媛県の道後平野の赤たまごを使用。
平飼いでのびのび育った鶏のたまごですし、同社製品の「道後赤たまごプリン」と比べて、三倍の卵黄を使っているので、極上と名付けられました。
さらに、話題の希少糖含有シロップも加えられています。
希少糖には動脈硬化の抑制や、抗酸化作用、血圧上昇抑制などの効果があると言われていますので、含まれているなら、ちょっと嬉しい成分ですね。
少し甘めに仕上がっていますが、希少糖なら良しとすべきでしょうか。
香料も入っているあたりは、ちょっと人工的なイメージもあります。
舌触りは、極プリンのほうが滑らかだったように思います。
カラメルソースも甘め。オハヨーの究極焼プリンよりも、まだ少し甘さが勝っているようです。
らくれんは、四国乳業のブランド名で、昭和43年に設立されました。
乳製品やヨーグルト、デザートなどを手掛けます。
この道後赤たまご極上プリンは、たまごの卵黄のみを使用することで、より濃厚なプリンを目指して仕上げられました。
商品名 | 四国乳業、道後赤たまご極上プリン |
価格 | 100円(税抜き) |
内容量 | 100g |
カロリー | 181kcal |
三つの究極の極上プリンどれが美味しいか。
- オハヨーの究極焼プリン (クリームチーズや、はちみつなど、様々な材料を使用し、複雑な味を重ねた究極のコクに仕上げたプリン。)
- アンデイコ、こだわり極プリン (シンプルにこだわった、究極のプリン。香料、保存料不使用)
- らくれん、赤たまご極上プリン (道後赤たまごの卵黄のみ使用。希少糖を加えて、さらにこだわりの仕上がりになっています。)
究極のこだわりは、それぞれ違いますが、味そのものを評価したばあい、一番美味しかったのは、「アンデイコのこだわり極プリン」でした。
たまごのコクが十分生かされ、雑味なし。
プリン本来の良さだけを味わうなら、おすすめです。
カラメルソースも苦めで、さっぱりといただけるところも良かったと思います。
まとめ
最近は、とろける系のデザートが増えているのでしょうか。
たしかにプリンもトロトロで、そのままトーストに塗って食べるプリンなども出ていますよね。
三社が出した、それぞれの極上、究極のプリンも、やはりトロトロ系でした。
コンビニ、スーパーで売られているリーズナブルなプリンですが、味はどんどん進化しつつあります。
これからも楽しみなスイーツですよね。