デパートの食料品売り場で見かける地方の気になるスイーツ。
一つずつでも気兼ねなく買えるから、ついつい買って帰ってしまいます。
今回はその中から、三つのスイーツを紹介したいと思います。
旅する気分で食べるスイーツ。お土産でしか目にしないそんなスイーツをデパ地下で見つけましょう。
コンビニやスーパーでは見つけられないものがあるかもしれませんよ。
九州のレモンケーキを実食レビュー!
ちょっと小ぶりなこの可愛いケーキ。
九州は福岡から来たレモンケーキです。
瀬戸のレモンは有名ですが、九州でもレモンは有名なのでしょうか。
こちらのレモンケーキは長崎県島原の有機栽培レモン使用です。
国産レモンにこだわり、国産レモンの香りが上品なケーキになっています。
まずはこの完璧にコーテイングされたレモンチョコクリームの見た目ですね。
コロンと、可愛い小さなレモンを思わせます。
切ってみれば、レモンピールが大きめでゴロゴロ入っています。
ケーキの中でかすかに緑っぽいのがそうです。
冷蔵庫で冷やしていたためか、やわらかいケーキではありませんでしたが、しっかりとした生地。
卵がたっぷり使われているとのことでしたが、その黄色い生地の色からもうかがえます。
生地には、佐賀県産の「春小待」という小麦粉が使用されているそうです。
ひとつひとつ、職人が焼き上げた手作業で出来た商品です。
生地の甘さの中にも、レモンのジューシーさ。
そして、レモンピールの苦みが大人向けとも言えます。
丹念に仕上げられたケーキですので、味わいは言うまでもありません。
コンビニスイーツとはちょっと違った高級感を感じますよ。
商品名 | 九州のレモンケーキ |
価格 | 210円(税抜き) |
内容量 | 一個 |
カロリー | 不明 |
市田柿とは?
市田柿というのは、柿のブランド。
信州は下伊那郡の市田で栽培されていたことから、その名が付きました。
栽培の歴史は500年以上と言われる由緒正しい柿なのです。
もともと渋柿ですが、これを干すことで、あめ色の果肉をきめ細かな白い粉が覆い、もっちりとした上品な干し柿に仕上がります。
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市田柿菓「柿彩々」を実食レビュー!
市田柿は、沢山のお店で数々の和菓子として姿を変えて売り出されていますが、お次に紹介するのは、このゼリーです。
なんとも柿らしい果実そのものの色合いですね。
東京飯田橋にある御菓子司、瑞月院(すいげついん)で作られたお菓子です。
季節に応じた食材を生かした和菓子や、洋菓子を手掛けます。
市田柿を使ったこのぜりぃ「柿彩々」もその一つ。
二層に分かれたゼリーです。
下は柿ムース。甘酸っぱくて、クリーミー。
その上が柿のゼリーです。
こちらはすっきりとした味わい。
一緒に口に入れると、クリームのコクと、柿の甘酸っぱい味が広がります。
干し柿とクリームチーズというのは、家庭でもよくやる組み合わせですが、乳製品との相性が良いのかもしれませんね。
あまりあっさりとしているので、ちょっと物足りないくらいです。
柿の持つねっとりとした旨みはゼリーなので引き出せなかったのは残念です。
商品名 | 市田柿、柿彩々 |
価格 | 320円(税抜き) |
内容量 | 一個 |
カロリー | 144kcal |
中村藤吉本店の生茶ゼリーを実食レビュー!
さて、こちらの美味しそうな生茶ゼリーは、京都の伊勢丹で友達が買ってきてくれたスイーツです。
中村藤吉といえば、抹茶の老舗。
並んでも食べに行きたいお店としても有名ですよね。
この夏のおすすめは、この生茶ゼリーです。
ひんやりと、そしてつるんとした食感が、たまりませんね。
あっさりとしたあんこもたっぷり。
白玉はモチモチ。そして何と言っても豊かな抹茶の味わい深いゼリーです。
お茶の老舗だから出せる味に決まってます。
量もたっぷりあるので、しっかりとお腹にこたえます。
でも、お茶のゼリーだから、胃にもたつくことがない。
とびっきりの贅沢として、召し上がっていただきたいです。
商品名 | 生茶ゼリー |
価格 | 425円(税込み) |
内容量 | 一個 |
カロリー | 不明 |
今、デパ地下で買いたいスイーツ
- カフェ オウザン クロワッサンラスク (可愛いクロワッサン型のラスクが絶品)
- ルジャンドル タイズバウム (バウムクーヘンの中にチーズケーキ)
- ル・プテイ・ボヌールのマシュマカロン (マシュマロの入ったマカロン型のチョコ)
- 叶匠壽庵 あも (大納言小豆と求肥のシンプルな組み合わせ)
- エシレ ブール・オ・レザン (バターを練り込んだバターアイスクリーム)
東京でしかお目にかかれないものもあるのですが、反対に関西にしかないものも。
中でも注目しているのは、大のバタークリーム好きな私の憧れ。
エシレ・マルシェ オ ブールの、ブール・オ・レザン。
バターにレーズンと言えばレーズンバターとしか答えようがなかったのは昔のこと。
これをアイスクリームとして食べられると言うのですから、嬉しいですよね。
是非ともこの夏に制覇したい味だと思います。
まとめ
デパートで見つかる地方の銘菓。
あちこち出かけなくても、手に入る幸せですね。
以前、「デパートへ出かけるのはデパ地下だけが目当て。」と、徹底したデパ地下愛のある方が知り合いにいました。
彼女についていけば、美味しいものが確実に手に入ります。
バウムクーヘンならどこ。クイニーアマンならどこ。と、何を聞いてもご存知でした。
確かに、デパートに出かけて、デパ地下を外すのは勿体ないことです。
あちこち廻っていると、思わぬ銘菓に巡り合うこともあります。
情報だけに左右されず、自分の嗅覚や舌で、新たな美味を見つけてみたいですね。
みなさんも是非、クーラーの効いたデパ地下へ。(笑)
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