このお菓子をご存知でしょうか。

北海道、旭川、壺屋総本店の「き花」です。

石屋製菓の「白い恋人」なら、ご存知のはず。

言わずと知れた、国民的なヒット商品の「白い恋人」ですが、その人気を脅かそうというのが、この「き花」なのですよ。

今回は、この「き花」を実食レビュー!。

「白い恋人」と、徹底比較してみたいと思います。

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壺屋総本店と「き花」誕生について

創業昭和4年、「壺最中」の発売がヒットになり、旭川を基盤に、北国銘菓を作り続けてきた壺屋総本店

甘味求真」をモットーに、本当に美味しいものを目指しておられるお店です。

「雑木林」や、「ななかまど」などの代表菓子を発売する中、「手間がかかっても、凝ったお菓子を作りたい。」との想いで、「き花」は作られました。

生菓子中心だった壺屋でしたが、日持ちがして、お土産にもなる新商品が必要だったのです。

「き花」を出したときにはすでに、帯広の六花亭では、「ホワイトチョコレート」を、石屋製菓は、「白い恋人」がスターダムへと駆け上がっている真っ最中。

夏涼しい北海道では、冷菓があまり売れず、閑散期となり、その間を好機として、このお菓子が生まれました。

ある方の歌集の中に詠まれる、「凍てつく朝の明るい光に輝くものが、霧華」すなわち、ダイヤモンドダストを意味するのが、「き花」なのです。

き花とモンドセレクション受賞歴

ここでまた、出てくるのが、モンドセレクションですね。(笑)

お菓子を作れば、いえお菓子のみならず、このモンドセレクションというのは、「食のオリンピック」「食のノーベル賞」と呼ばれる権威ある賞ですので、どこもこぞって出品されます。

「き花」も例外なく、昭和57年に発売以来、昭和62年に初エントリーで銀賞受賞。

63年、64年には、金賞を受賞。4回目の出品になる平成2年には見事「最高金賞」を受賞しました。

そののちも、連続金賞を受賞し、平成23年には「日本一の最多受賞」として特別認定されています。(すごいですね。)

以前にもお話しましたが、モンドセレクションという賞をすべての物差しだとは思いません。

モンドセレクションに出品しなくても、素晴らしいお菓子は山ほどあります。

が、品質を一定に保つ(味、素材、パッケージに至るまで)努力は、受賞のためには必須なのは事実です。

それなりの努力のたまものだと思いますし、「き花」というお菓子が、それを保ち続けていることは、素晴らしいことなのだと思います。

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壺屋総本店のき花を実食レビュー!

やっと実食です。(お待たせいたしました。)

パッケージを開けると、食欲をそそるクッキーの素晴らしい香り。

アーモンドが入っているせいか、香ばしい香りが引き立ちます。

またもや、バターじゃなく、マーガリンだと言う事はちょっとがっくり。

けれども、ガレットクッキーの気泡をふくむクッキー生地のザクザクした歯ざわりが、ダイヤモンドダストというイメージに繋がります。

ザクザクと良い感じの噛み応えと、アーモンドの香ばしい風味がマッチしています。

中のホワイトチョコレートは、甘さ控えめ。

スーッと溶けてなくなる雪のイメージなのでしょうか。

あとに残るのは、焼き菓子独特の香ばしさと甘さと、ちょっとねっとりとした生地のねばり。

後を引く美味しさです。

「き花」5枚入り 760円(税込み)一枚あたり152円

白い恋人との違いは?

石屋製菓の「白い恋人」は、このようにラングドシャでホワイトチョコレートをサンドしています。

オーブンの細かな温度調節で、この綺麗な焼き色が生まれるらしいです。

熱々のラングドシャではさむホワイトチョコレートも、なめらかな美味しさには定評があります。

「き花」よりも6年早い、昭和51年に発売され、「き花」よりも2年早い、昭和61年にモンドセレクション金賞を受賞しています。

加えて、「お土産の単品売り上げ」では、三重県の「赤福餅」に次いで、全国二位に輝いたこともあるそうで、その人気は疑う余地もありません。

「き花」との味の違いは、まずはその生地の違い

「き花」がアーモンドガレット・クッキーのザクザク感なら、「白い恋人」はサクサクとした噛み応えで、口で溶ける様なラングドシャです。

「き花」がマーガリン使用なところ、「白い恋人」は、バター使用です。(これ、ポイント高いです。)

「き花」は、アーモンドが効いているので、かなり香ばしさを感じます。

一方の「白い恋人」は、シンプルなバターとバニラの香りです。

ホワイトチョコレートはそれぞれのレシピによるものですが、顕著な違いがあるとは思えません。

こうなると、決め手は噛み応えの好みの問題かもしれません。

アーモンドの香ばしさは捨てがたいのですが、マーガリンを使用していることが引っ掛かり、私は「白い恋人」に軍配を上げることにします。

ただ、比べなければ、「き花」は本当におすすめのクッキーですよ。

王者「白い恋人」の存在を脅かすほどの実力は十分にあると思います。

さすがの「白い恋人」は、素材で一歩上回っていたと言う事ですね。

「白い恋人」9枚入り 576円(税込み)一枚当たり64円

まとめ

北海道のお菓子といえば、数ある中でも、「白い恋人」は超有名です。

そんな「白い恋人」を脅かすような銘菓があることをご存知だったでしょうか。

旭川の壺屋総本店の「き花」は、きらめくダイヤモンドダストをイメージした、「白い恋人」とはまた違った美味しさを持つお菓子です。

ザクザクとした食感とアーモンド風味で、モンドセレクションを受賞し続ける実力派のクッキーなのです。

今後も、北海道の銘菓として、「白い恋人」と共に全国的に愛されるスイーツだと思います。

機会がありましたら、是非お試しくださいね。