お伊勢さんへの日帰り旅行。
おかげ横丁には、美味しそうなお土産が一杯並んでました。
伊勢の名物と言えば、赤福ですが、赤福以外にも有名なスイーツが一杯あります。
その中でも、注目の三品を見つけてきましたよ。さっそく、いただいてみましょう。
見出し
伊勢内宮前、おかげ横丁とは
江戸時代、日本全国から、伊勢に参りたいと、人々が押し寄せました。
伊勢の人々は、自分たちの施しが、神様にとどきますようにと、「おかげの心」で、旅人を温かく迎えたとされています。
時代は変われども、伊勢の人の中には、「神恩感謝」の精神が受け継がれ、息づく街として、「おかげ横丁」があります。
(出典 おかげ横丁公式ページ)
「おかげ横丁」では、お土産の他にも、工芸品や、飲食店が並び、食べ歩きの出来るスイーツなどのお店もありますよ。
じっくりと、時間をかけてお店を覗いてみたい。そんな横丁になってます。
播田屋 いといんせんべいとは
伊勢神宮の門前町として、伊勢の台所として栄えた商人の町、河崎。
播田屋は、江戸時代末期に、その町の中ほどで、参拝客をもてなす、茶屋として創業されました。
伊勢の播田屋の「いといんせんべい」は、明治38年に、天皇陛下の伊勢神宮参拝に際し、献上菓子として、創作されたそうです。
絲印とは、室町時代以降中国から、我が国に輸入された生糸に添付されていた銅印のことをいいます。
小さいながら、当時の工芸美術品の代表とされた最珍品と、伝えられています。
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播田屋 いといんせんべいを実食!!
直径、わずか4cmほどの小さなせんべいが、「いといんせんべい」です。
原材料は、鶏卵、砂糖、小麦粉と、ごくシンプル。
口に入れると、そのザクザクと、軽快な噛みごこちです。
硬くもなければ、柔らかくもない。
そして、素朴な卵と小麦粉の味。甘さもほどほど。
けっして、取り立てるような特別な要素は何もないのですが、これは後を引きます。
赤ちゃんから、お年寄りまで、誰にでも受け入れられる、万人向けのお菓子ですね。
ひと箱(10包入り)2×10 520円(税込み)
幸福堂 伊勢極み海老せんべいとは?
この2017年10月2日に、ベガス味岡賞「金賞」を受賞。(5分間で、一億を稼ぐと言われる、カリスマ通販マンであるベガス味岡にちなんだ、良く売れる商品としての受賞)
また、第27回お伊勢さん菓子博2017「農林水産大臣賞」受賞。と、数々の賞をいただいているのが、伊勢極み海老せんべいです。
菓子博は、20日間で、来場者数は58万人を超えたとか。
大盛況の中で、県内売上げ第三位となったほどの人気商品です。
幸福堂 伊勢極み海老せんべいを実食レビュー!
ゴールドのパッケージが、プレミアム感のある、伊勢極み海老せんべいです。
封をあけると、海老の良い香りがします。
特殊製法により、うまみをぎゅっと凝縮。と、書かれてありましたが、海老味がつまっているからなのでしょう。
北海道産でんぷんを使用した生地も、少し硬めのザクザク食感。
180度で、一気に焼き上げることで、食感を高めているとのことです。
さすが、贅沢に三重県産伊勢海老をまるごと使ったパウダーを使用しているだけあって、香ばしい、海老の風味が抜群です。
普通の海老と、伊勢海老と、どれだけ味に違いがあるのかは、定かではありませんが、海老味と大雑把に言うならば、美味しいえびせんです。
プレミアムな特別感があるのかは、ちょっと微妙だとは思います。
よく、海老の姿をそのまませんべいにしてあるものもありますが、こちらは伊勢海老ですから、それは不可能でしょうからね。
伊勢で買ったえびせんだから、伊勢海老せんべいだと、納得してお召し上がりください。(笑)
ひと箱(14枚入り)972円(税込み)
Blanca(ぶらんか)のシェル・レーヌとは?
三重県で、20年間愛され続けるスイーツ「シェル・レーヌ」。
三重県のおすすめ土産ランキングの第4位にもなっています。
今年は、全国の多くの人々の心をひきつけ、ギフトとして用いられたという、2017年ギフト大賞に選ばれました。
第22回全国菓子大博覧会、名誉総裁賞受賞。2016年の伊勢志摩サミットのお茶菓子としても、選ばれたお菓子です。
また、伊勢神宮に奉納されたお菓子として、その知名度は確かです。
もともと、貝のカタチをした焼き菓子をマドレーヌと呼ぶのですが、「ブランカ」では、真珠のふるさとにふさわしい、あこや貝の型に入れて焼き上げて、シェル・レーヌと名付けています。
Blanca(ぶらんか)のシェル・レーヌを実食レビュー!
小さな、小さな、マドレーヌならぬ、シェルレーヌ。
こちらはプレーンになります。
天然パールシェルカルシウム入りのマドレーヌ。
中国でも、真珠の粉は、美容に重宝されています。
私も、上海に通っていた時には、漢方薬屋さんで、真珠の粉を買い求めたものです。
古代エジプトのクレオパトラ、中国の楊貴妃、西太后も愛したとされ、肌に潤いを与え、シミシワを消し、皮膚を再生するともいわれます。
余談にはなりましたが、そのような貴重なパールパウダーを含み、また、原材料は、地元三重県の小麦粉「アヤヒカリ」使用。
鶏卵も地元産、バターは北海道産と、細部にまでこだわったスイーツです。
外側は、サックリ、内側は、ふんわりと、食感がとてもいい。
口の中では、スーッと溶けてしまうほどの生地のなめらかさ。
これは、ちょっとびっくりしました。
決してモサモサしたりしません。バターのほどよいコクがあるけれど、あっさりとしています。
これは、絶対にリピします。いいもの見つけた感じですね。
おすすめしますよ。
こちらの方は、シェル・レーヌの伊勢茶です。
抹茶味ではありません。あくまでも、伊勢茶ですから、香りの切れが良いです。
お茶屋さんの前を通ったときの、あの何とも言えない清涼感のある香り。そんな香りがします。
こちらも、外はさっくり、中はふんわり。
噛むと、急須から出したお茶そのものの香りがして、甘さの中に苦みも感じます。
カテキンの苦みなのでしょうね。心地よい苦みだと思います。
これも絶品ですね。
食べた後も、すっきりとした後味がたまりません。
是非一度は召し上がっていただきたい逸品です。
ひとパック(6個入り)349円(税込み)
まとめ
友達と出かけた、日帰り旅行、お伊勢さん参りで見つけた、注目のスイーツをご紹介しました。
おかげ横丁では、それこそ、ありとあらゆるお土産が売られています。
数あるお菓子の中から、美味しいものを見つけるのも、楽しみの一つですね。
今回は、数々の賞を受賞したスイーツを的に絞って比べてみました。
さすがに賞を取った商品は、それなりの訳がありますね。
皆様も、伊勢に行かれたなら、ぜひ手に取ってみてくださいね。