ドーンと、結構大きな赤い缶に入ったバタークッキーは、この秋にパリに旅行に出かけた友人からのお土産です。
一度は行ってみたい国、フランス。
パリの町並みは、どこを切り取っても、やはり絵になるのは間違いなさそうです。
パリから少し離れた、モンサンミッシェルで買ってくれたというこのバタークッキー。
フランスに思いをはせながら、いただくことにしましょう。
フランスのお菓子について
(出典 トラベロコ)
フランスのお菓子と言えば、
- ブラン・マンジェ (アーモンドミルクにゼラチンやクリームを冷やし固めたもの。)
- タルト・タタン (バターと砂糖で炒めたリンゴを敷き詰めたパイ)
- カヌレ (カヌレ型に蜜ろうを塗り、生地を入れて焼いたもの)
- スフレ (クリームに卵黄やメレンゲを加えて焼いたもの)
- シュ・アラ・クレーム(シュー生地の中に、クリームを入れたもの)
- クレープ・シュゼット(クレープをオレンジジュースとリキュールでフランベしたもの)
- フィナンシェ (金塊のような形をした、アーモンドプードル入りの焼き菓子
- ガトー・バスク (クッキー生地にダークチェリーを入れて焼いたもの)
- カトル・カール (小麦粉、バター、砂糖、卵の4つの材料からつくる、バターケーキ)
- クグロフ (クグロフ型で焼いたケーキ)
- クイニー・アマン(発酵生地に有塩バターを入れて作る)
- ミルフィーユ (パイ生地にクリームを挟み込み、粉砂糖などをかけたもの)
- マドレーヌ (貝殻型の焼き菓子)
- ブラ・ド・ヴェニュス(ヴィーナスの腕と言う意味のロールケーキ)
- クレーム・ブリュレ(堅いカラメル層の下にカスタードが入っている)
- パリ・ブレスト (リング状のシュー生地で、クリームを挟むケーキ)
- ガレット・デ・ロワ(王冠がのった、アーモンドクリーム入りパイ)
- フレジェ (イチゴとバターカスタードのクレーム・ムースリーヌを使ったケーキ)
などが有名なところ。きっと皆さんも、一度は目にしたことがあるスイーツがずらりと並びます。
それほど、フランスと言えば、お菓子文化が発達している国だと言えるのでしょう。
最近は、日本でも、パティシエや、ショコラティエなどと言った職業がシェフと同等に存在しますよね。
ヨーロッパの事はあまり知りませんが、私の住んでいたアメリカでも、デザートの位置づけは、重大でした。
まさに、「デザートを食べるための食事」そういう風潮があることは確かですね。
アメリカ人も、デザートを沢山食べます。
けれども、どちらかというと繊細なものは苦手。
バナナブレッド、ブラウニー、マフィンなどの、混ぜて焼く程度のお菓子が主流になってます。
その点、フランスを始め、ヨーロッパのお菓子には、工夫をこらした魅力的なものが多いと思います。
モンサンミッシェルの人気のお土産
(出典 JamsParis)
モンサンミッシェルで、買うべきお土産の一つ、一番人気とされているのが、メールブラールのクッキーです。
フランスでは、ビスキュイ(=ビスケット)と表記されています。
- ビスキュイ (クッキーの総称)
- クッキー (チョコチップ入りクッキー)
- サブレ (平らで薄く、サクっとした歯ごたえ。バターが多め。)
- ガレット (円形で平たい小石の様なクッキー。サブレよりもパサパサしています。)
日本でも、輸入食品店やアマゾンで購入できますよ。
品名:ラ・メール・プラール・パレ
ひと箱(100g ):698円(税込み)
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ラ・メール・プラール グループとは?
この、「ラ・メール・プラール」グループは
- モンサンミッシェルの城壁の中にホテルを3軒
- レストランを4店舗
- カフェ1店舗
- テイクアウト専門店を3店舗
- ビスケット&お土産販売ショップを8店舗
- 博物館3軒
を所有しているという、凄い企業。
(出典 ラ・メール・プラール公式ページ)
まさに、モンサンミッシェルに行けば、「ラ・メール・プラール」と関わらざるを得ない。(笑)
凄い商売をしてるわけですよね。
中でも、「ラ・メール・プラール」は、1888年に開業した3つ星のホテルレストランです。
薪火で焼いたオムレツが人気。こちらのレストランのレシピで作られたのが、このクッキーなのです。
赤を基調としたレストラン、まさにクッキーが入れられた缶の雰囲気とマッチします。
ラ・メール・プラール パレを実食レビュー!
まあるいコインのような形をした、このクッキーが、「ラ・メール・プラール パレ」です。
長い名前だなあ。(汗)
実は私は、恥ずかしながら、学生時代は、フランス語を第二言語として、学んでおりましたが、すっかりと忘れております。(笑)
だいたい、発音が難しい。
パレというのは、宮殿の意味。このクッキーの表面の模様は、まさに宮殿(モンサンミッシェル)の模様です。
ちょっと分厚いけれど、サクッとした歯触りが、凄く軽快。
ザクザクと食べると、バターの濃厚な風味が広がります。
ほんのり塩味もして、甘さは控えめ。これは、日本人好みですね。
どこかの国(アメリカ?笑)のどぎつい甘さとは、まったく違います。
そういえば、アメリカで、ESLの先生に、「アメリカのお菓子は甘すぎる」と言って、白い目で見られたことがありましたが。(笑)
やはり、フランス人は、味覚に長けていらっしゃる。
とにかく、上品かつ、濃厚な味は、ただものではありません。
一度、お試しください。おすすめです。
まとめ
憧れのパリに、出かけて行った友人が、「これでもお食べ。」と、くれたのが、大変美味しいクッキー「ラ・メール・プラール・パレ」でした。
そういえば、箱入りなら、カルディなんかで見たような。
日本で買えば、お高いクッキーではありますが、お味は絶品。
「日本のお菓子は、世界一」だと、日ごろは感じておりますが、たまには世界にも目を向けてみるべきですね。
美味しいものは、まだまだ世界に沢山あると思います。
最近は、手軽に輸入食品のお店で買えますので、是非探してみてはいかがでしょうか。
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