甘春堂の秋の和菓子手作り教室に参加!教室の内容とお菓子について

初夏のころ、京都タワーサンドにある甘春堂の和菓子教室の話題を書きましたが、今回は京都七条にある本店の近くの教室に参加です。

初夏には、青梅、紫陽花、なでしこだったのが、今回は、柿や、もみじ、そして紅葉などの秋のテーマに沿ったお菓子です。

さて・・・どれだけプロのカタチに似せることが出来るやら。

本店の様子をご紹介しながら、レポートいたしますよ。

京都七条、甘春堂本店とは?

七条の駅のすぐそば、徒歩3分ほどのところにあるのが、「甘春堂本店」です。

重厚な看板が歴史を感じます。

初代藤屋清七が慶応元年(1865年)創業以来今日、6代目まで、代々、伝統を守り京菓子を作り続ける老舗なのです。

お教室となるのは、そこからほんの少し離れた、「甘春堂東店」の二階です。

お店の入り口には、このような可愛らしい干菓子が並びます。

お店は、決して大きくはありませんが、ひしめき合うほどの数の和菓子がどっさり並べられ、試食も自由にできます。

中には、器までお菓子という、ちょっとユニークな和菓子もあり、見ていても飽きません。

お二階で教室が始まるまで、ゆっくりと待ち時間を過ごせるスペースもあり、その間、あれこれと和菓子を目で楽しむことも出来ますよ。

まるで、和菓子の博覧会。(笑)

食べるのがもったいない。と、思わせてしまうものばかり。

和菓子のレパートリーの広さ美しさを改めて感じました。

甘春堂の和菓子教室について

(出典 甘春堂の和菓子教室公式サイト

会場は、甘春堂東店、甘春堂嵯峨野店、京都タワーサンドの三か所になります。

  • 一般コース 2160円(税込み)(上生菓子3個、干菓子一種類)(タワーサンドは2700円)

生菓子3個のうち、1個はお抹茶と一緒にその場で頂きます。あとは、お土産になります。

季節ごと(一か月毎)に作る御菓子の種類が変わります。

  • 春は 菜の花・桜・うぐいす など
  • 夏は アヤメ・石竹・朝顔 など
  • 秋は 菊・紅葉・銀杏 など
  • 冬は 梅・山茶花・松葉・椿 など

所要時間は、約一時間15分ほど(講習一時間、体験後の飲食15分程度)

エプロンは貸与

二名以上の申し込みで開催(一名でも、希望の時間に他のお客の申し込みがあれば、参加可能)

予約

甘春堂 東店   075-561-1318

甘春堂 嵯峨野店   075-861-5488

京都タワーサンド 075-371-0801

私が今回尋ねた、東店では、8グループ26名ほどの参加で、先生は大ベテランでしたが、大人数のため、流れるような手早い講習でした。

初夏に訪れた、京都タワーサンドの教室の方は、4名で貸し切り状態で、余裕をもって、ゆったりと講習を受けました。

先生の熟練度は、どの会場でも、変わりはないと思いますが、若干、東店の方が、年配の熟練者が多いように思いました。

日にちにはよりますが、人数が少なめで、先生の話をゆっくり聞ける環境がなによりかと思いますよ。

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和菓子教室の中身とは?

綺麗に手を洗ったうえ、消毒もして、また、和菓子を作る際に手の滑りをよくする、食品原料のクリームを手に塗り、いざ準備は万端です。

もみじのお干菓子を作りました。

まずは、焼きのり状態の干菓子の元を棒で延ばし、型を抜きます。

これは、型を抜くだけの作業ですので、超簡単。

一番綺麗に色が出るところで、抜けばよろしいかと思います。

上生菓子(ういろ)、木守りを作りました。

左の皿の上にあるのが、先ほどの紅葉の干菓子です。

その右のオレンジのういろの中央に、緑のういろを重ねたもの。これが、木守りになります。

緑の上に、今度は皿の上の白あんを重ねます。

中の緑が、オレンジのういろの皮を通して、ほんのりと外に浮き出るように巻いていきます

うっすらと緑が浮き出たら、出来上がりです。

これを、柿のカタチに整えて、ヘタに似せたお菓子を載せ、茎を刺したら完成です。

どうですか?可愛いですよね。(自画自賛)

眺めていたくなるほど、瑞々しい雰囲気がたまりません。

上生菓子(練り切り)、京嵐山を作りました。

なんだか粘土みたいなのですが、練り切りの材料です。

こちらの黄色の餡に、オレンジを重ね、ぼかすことで、紅葉の葉っぱを仕上げます。

中にこし餡を入れて、どんどん巻き込んでいきますよ。

端っこにくぼみをつけて、葉っぱらしく仕上げていきます。

この間隔の取り方がなかなか難しいですね。

次に角をつけ、一番下になる角に小さな穴を開けます。

この穴を基準にして、放射線状に線を引きます。

右横の三角すいのカタチをしたお道具で、これから葉脈を付けていきますよ。

うーん。微妙な完成度ですが、これもご愛嬌。(笑)

ぐちゃぐちゃしてしまった一番下の部分は、茎になりますので、気にしないで。

御見本と比べてみると、こんな感じ。(失敗でした)

が、まあ味は変わりませんから。(笑)

上生菓子(きんとん)、紅葉賀を作りました。

二色の餡をこのようなざるで、こしますと、向こう側のようなきんとんが出来上がります。

これを、丁寧に本体のこし餡にお箸でつけていくだけ。(これは簡単)

これを山の紅葉にみたてるわけですね。

小さなもみじのお干菓子を載せれば、完成です。綺麗ですね。

こちらのきんとんは、その場でお抹茶といただきました

あっさりとした餡が口でほどけて、お抹茶と共にいただくと格別です。

なによりも、自分で作ったから、もう言う事ありませんね。

作り手によって、同じ生菓子も、まるっきり様子が変わります。(笑)

性格が出るのでしょうか。

あれこれ、わいわい言いながら作る和菓子は、なかなか良いものです。

やっぱり和菓子は日本の心。

特に秋は和菓子が一番なのでしょうね。

是非、お教室に行ってみてくださいね。

甘春堂の秋の和菓子、「木守り」を実食レビュー!

お持ち帰りした和菓子は、二種類。

最初に「木守り」をいただきました。

「木守り」の和菓子の中は、こんな感じ。

緑のういろと、白あんが薄い紅色の餅餡にくるまれて、とても美しい和菓子です。

口に頬張れば、もっちりとした皮の部分と、白あんのさっぱりとした甘さ。

上品な上品なお味です。

まったりとした味わい。京都ならではの、奥ゆかしさを感じますね。

餅粉が入っているので、ねっとりとした味わいで、とても美味しくいただきました。

甘さにとげが無いから、すんなりと胃の中におさまってしまいます。

もっと食べたいな。と、思うくらいの小ささが、また良いのかもしれませんね。

甘春堂の和菓子、「京嵐山」を実食レビュー!

せっかく作った、渾身の「京嵐山」ですが、仕方なく切ってみると、なんと中の黒あんの中に混ジり込んでしまった外の黄色の餡が見えます。

外の雰囲気を似せても、やはり素人仕事。(涙)

美味く黒あんが入れ込まれていなかった事実に気づきます。

とはいえ、味の方は、本物の味

煉りきりのねっとりと、ホクホクとした餡の美味しさが満喫できます。

これぞ和菓子の味。

こうやって、色づけたり、形どったりしながら、目でめで、口でめでる。

和菓子の楽しさを味わいつつ、優しい甘さに癒されました

「甘春堂」のおすすめ土産

  • 茶寿器(ちゃじゅのうつわ)甘春堂オリジナル、御菓子で出来た茶碗です。コーヒーカップもあるようです。
  • 大仏餅(だいぶつもち)杵と石臼で丁寧についた、柔らかなお餅がとても美味しい。
  • 菜々 京野菜を盛り込んだ、せんべい。可愛い野菜のチップがのっています。
  • 花ごろも 麩焼きせんべいで、三色のあんを挟み込んだお菓子。
  • 利休筏(りきゅういかだ)すはまだんごで、羊羹を挟み、上質なきなこをまぶしてあります。

その他にも、栗蒸し羊羹など、美味しいものが数々ありました。(試食しました)

その中で、私が選んだ一番おすすめのお土産は、「利休筏」です。

これは、試食した4人ともに好評でした。

「甘春堂」の利休筏を実食レビュー!

こちらの「利休筏」は、見た目の華やかさはないものの、利休の精神である、詫びた風情をそのままに、優雅に作り上げた和菓子です。

上下のすはまで、練り羊羹を挟み込んだもの。

すはまとは、浜辺と入江の姿をあらわしたものらしいです。

大豆、青豆を煎ってひいた州浜粉に、砂糖と水あめを加えて、よく練り、切り口が州浜形になるように細工されたものだと言う事です。

きな粉と砂糖のじゃりじゃりとした食感と、コクのある練り羊羹が上品に混ざり合い、華やかではないけれど、奥ゆかしくも、コクのある味になっています。

ぎゅっと凝縮されたお菓子ですので、一個食べれば、大満足間違いありません。

「甘春堂」に行かれたら、是非チェックしてみてください。

まとめ

京都、七条の和菓子の老舗、「甘春堂」。

素人でも簡単に和菓子が作れる、体験レッスンを各所で行っています。

和菓子作りとはいえ、まるで粘土細工のような面白さ

出来上がりに苦笑してみたり、感心してみたりと、様々です。

過程はどうあれ、出来上がりは、どれも本物の味

ステキな時間が過ごせますよ。

京都にお越しの際は、是非ご参加くださいね。

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