アンリ・シャルパンテイエのプティ・ガトー・アソルティを食べてみた感想。

(引用 アンリ・シャルパンテイエ公式ページ

1969年、兵庫県芦屋で生まれたアンリ・シャルパンテイエ

小さな喫茶店だったお店から、変わらないこだわりと、胸を張って出せる最高のスイーツを伝え続けてきた名店です。

有名なフィナンシェをはじめとする焼き菓子が真骨頂のお店ですね。

美味しい焼き菓子に春の香りを一杯集めたプティ・ガトー・アソルティが期間限定で新登場。

今回はそんな春の味をご紹介いたします。

アンリ・シャルパンテイエとは

(引用 アンリ・シャルパンテイエ公式ページ

関東の方には、あまりピンとこない地名かもしれませんが、芦屋と言えば、関西では高級住宅地の代名詞。(笑)

芦屋マダムのモダニズムに育まれたアンリ・シャルパンテイエも、デザートのいただける喫茶店として、その名を馳せていたようです。

お店の名物は「クレープ・シュゼット」オレンジ果汁で煮たクレープにリキュールを注ぐと、たちまち立ち上がる青い炎。

(出典 アンリ・シャルパンテイエ公式ページ

私も、初めて「クレープ・シュゼット」を食べた時は、まるでお嬢様になった気分で舞い上がりましたよ。(笑)

手際よく仕上げてくれる、御給仕の方(メートル)の手もとから目が離せませんでした。

この、ワゴンスタイルで、お客様の前で仕上がるスタイルそのものが、お客に「幸せ」「喜び」「驚き」をお届けする、お店の原点そのものだったそうです。

お店のロゴマークになっている、キャンドルの炎も、そうしたクレープの炎と同じ意味を持つ、原点の象徴なのですね。

春限定のプティ・ガトー・アソルティについて

可愛い可愛い、小さな幸せが、これでもかと詰め込まれたアソートです。

パッケージは春爛漫の桜もよう。

ふたを閉めるとこんな感じのパッケージです。

全部で8種類のフィナンシェやら、マドレーヌなどのバラエティー豊かな味が並びます。

大切にしまっておいて、毎日どれを食べようかと迷うのも楽しいかと思いますよ。

如何せん、時間をかけて頂くほど、私は小食ではありませんので、一気に食べつくそうかと思います。(笑)

ひと箱 702円(税込み)

アンリ・シャルパンテイエのフィナンシェ

 

アンリ・シャルパンテイエのフィナンシェは、定番中の定番

アーモンドの香ばしさとバターの風味豊かな味わいが最高ですよ。

余裕の一口サイズですが、味わっていただきました。

小さいから余計にもっと欲しくなるのは人情。(欲張りですので)

この美味しさは格別です。

アンリ・シャルパンテイエのマドレーヌ

同じく、こんなに小さなマドレーヌを食べるのも初めてです。(笑)

蜂蜜の甘さと、レモンの爽やかな香り

ラム酒も入っていると書いてありました。

外側はさっくり、中はしっとりの焼き加減が絶妙。

後味がすっきりとした上品な美味しさですよ。

アンリ・シャルパンテイエのキャラメル(フィナンシェ)

先ほどのフィナンシェのキャラメル版。

封を開けた途端にキャラメルの甘い香りがしますよ。

口に入れると、苦みのあるカラメルソースのような味わい

こちらも個性的な美味しさです。

普通のキャラメルよりも、少し大人びた味かと。

ほんのりした苦みが味を引き締めているようです。

アンリ・シャルパンテイエのピスターシュ

真ん中あたりがピスタチオの緑になっているマドレーヌ型の「ピスターシュ」です。

ピスターシュは、フランス語のピスタチオの意味。

ピスタチオは、おつまみ系のナッツだと信じていたころ、こんなにスイーツに貢献するナッツだとは思いませんでした。

が、ピスタチオのアイスから、ピスタチオのジャムと、ピスタチオの持つ濃厚さが、日本でも当然となった今は、もうスイーツには、なくてはならない存在になっています。

ただ、アンリ・シャルパンテイエの「ピスターシュ」は、少し杏仁に似た味がして、特殊な風味を出しているようです。

説明を見ると、外国産のピスタチオペーストを使用されていることで、ビターアーモンド系(杏仁)の味が濃くなったとありました。

杏仁がお嫌いな方はご注意くださいね。

アンリ・シャルパンテイエのフランボワーズ

華やかな赤ピンクの焼き菓子は、フランボワーズの色です。

封を開ければ、ベリーの香水のような強い香り

口に入れると、ますます香りが強くなり、フランボワーズの甘酸っぱい風味が広がります。

後口も、ことのほか爽やか。

木いちご独特の野性味がたまらない美味しさですよ。

これは、おすすめします。

アンリ・シャルパンテイエの抹茶

少しお茶の葉を意識したかのようなカタチの焼き菓子です。

封を開けると、渋めのお茶の香りがします。

いままでの焼き菓子の中で一番、さっくりとした食感です。

外側がさっくり、中はしっとりとしています。

あっさりとした甘味に、抹茶の香りが効いている、純日本風の味わい。

けれども、またバターの風味もして、これもイケますね。

お茶のごくほんのりとした苦みが残ります。

アンリ・シャルパンテイエのミルクチョコ

ブラウニーのように濃厚なミルクチョコレートの焼き菓子です。

外はサックリとしていますが、中はねっとりとするほどの濃厚さ。

ミルクチョコレートがそのまま口に入ったような、とろける美味しさです。

あっという間に溶けてなくなるのですが、後口にビターなカカオの風味が残ります。

もっと甘さが強いミルクチョコを想像していましたが、大人っぽい苦みもあり、美味しくいただきました。

アンリ・シャルパンテイエのフレーズ

先ほどのフランボワーズに比べると、少し優しめのピンクですね。

春のガトーアソルティの締めくくりは、やはり苺味でした。

先ほどのチョコの苦みが一気になくなるような、甘酸っぱい味が口の中に広がります。

優しい苺の風味が、濃厚なマドレーヌ生地に溶け込んで、甘さと酸味とコクが混ざり合う。

ほっと安心するようなイメージの味ですね。

お店情報

住所:兵庫県芦屋市公光町7-10-101(阪神「芦屋駅」から徒歩2分)

電話:0797-31-2753

営業時間:9:00~20:00 カフェ11:00~20:00

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まとめ

春限定で販売されている、アンリ・シャルパンテイエのプティ・ガトー・アソルティ。

ほんの一口の小さな焼き菓子が、8種類も入っていて、次から次から個性的な味で楽しめるセットになっています。

パッケージも桜のもようで、とても華やか。プレゼントにすれば、きっと大喜びしてもらえるのではないでしょうか。

どれをとっても上品な焼き菓子は、さすが芦屋マダム御用達のお店だけあります。(笑)

2015年4月にオープンした銀座にあるお店は、お酒と共にデセール(デザート)が楽しめる「バーメゾン」が併設されているそうですよ。

お近くの方は是非どうぞ。

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