大阪といえば、江戸時代から「天下の台所」とされてきた土地。
食にはうるさい人々と、商売には厳しい方々が行きかう街です。そんな大阪に行ったなら、お土産にもとことんこだわりたいですよね。
激戦区大阪で人気のスイーツとなればどれをお土産に選んでも間違いなさそうですが、種類もたくさんあるので目移りして迷ってしまいます。
この記事では厳選したスイーツを10種類、ご紹介したいと思います。
「失敗しない大阪のお土産選び」に、ぜひ参考になさってください。
見出し
五感「ええもんちぃ」
出典:五感オンラインショップ
五感という会社から発売されている「ええもんちぃ」は、大粒の黒豆が入ったマドレーヌ。
マドレーヌといっても、フランス菓子で見られる貝の形ではなく、昔懐かしいカップケーキタイプ。
米飴を使ったというしっとりとした生地はふわふわと空気を含んでいています。生地がふわふわすぎるため、大粒の黒豆は底に沈んでいるほど。
「ええもん」とは「良いもの」、「ちぃ」とは「小さい」という意味ですから、小ぶりでペロリと食べられてしまう、極上のマドレーヌということですね。
五感「ええもんちぃ」の値段と販売場所
お値段は10個入りで1080円(税込み)。
3個、6個、10個、15個と入り数さまざまなサイズも用意されています。
個包装されているのも、うれしいですね。
新大阪駅、伊丹空港、関西空港など購入できる場所がたくさんあるのも、助かります。
五感「ええもんちぃ」 | |
料金 | 10個入りで1080円 |
販売場所 | 新大阪駅、伊丹空港、関西空港など |
グリコ「バトンドール」
出典:バトンドールHP
フランス語で「黄金のスティック」という意味を持つ、「バトンドール」。
ただのポッキーとあなどるなかれ。グリコのこだわりを凝縮した、高級ポッキーなのです。
- バターから水分や固形分を取り除いた「澄ましバター」を使用。
- プレッツェルには発酵バターを加えてコクと風味をプラス
- 香りに特徴のあるエクアドル産カカオ豆使用のチョコレートでコーティング
グリコ「バトンドール」の値段と販売場所
定番の展開に加え、季節限定の味も登場。
値段は501円(税込み)のものと、601円(税込み)のものに分かれます。いずれも4本×5袋の20本入り。
大阪では阪急百貨店うめだ本店と高島屋に出店されています。
オンラインでは購入できないので、「知っているけれど食べたことがない」という方も多いスイーツ。きっと喜ばれます!
グリコ「バトンドール」 | |
料金 | 501円(税込)と601円(税込) |
販売場所 | 阪急百貨店うめだ本、高島屋 |
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ダニエル「うなぎの寝床」
出典:ダニエルHP
名前もユニークな商品。細長い形をした焼き込みタイプのケーキです。
細長い箱にもうなぎのイラストが描かれています。
展開は
- うなぎの寝床
- 白いうなぎの寝床
の2種類の味。それぞれ大(約23cm)、小(約16cm)があります。
うなぎの寝床はブラックチョコレートベースの黒い生地。チョコチップやドライフルーツが入っています。
クラシックショコラを細長く焼き上げたもの。
白いうなぎの寝床はクリームチーズやホワイトチョコレートを練り込んだバター生地。
しっとりとした生地で、ドライフルーツがアクセントになっています。
ダニエル「うなぎの寝床」の値段と販売場所
いずれの味も大は2592円、小は1296円(いずれも税込み)。
ダニエルは本店を芦屋に構える洋菓子屋さんです。
大阪ではJR大阪駅のルクアに店があるので、お土産に買いやすい立地。
ダニエルはうなぎの寝床のほかにも、カヌレが有名なお店。ミニサイズで季節ごとにさまざまな味の展開があります。
きれいなオーバル型の貼箱に入れてくれるので、こちらもお土産にピッタリ。
ダニエル「うなぎの寝床」 | |
料金 | 大は2592円、小は1296円(税込) |
販売場所 | JR大阪駅のルクア |
一心堂「フルーツ大福」
出典:一心堂HP
一心堂は大阪の堺市の和菓子屋さん。フルーツ大福といえば定番はいちご大福ですが、いちごだけでなく、季節の果物でいろいろな大福を作っています。
お店のホームページには年間スケジュールがあります。すべてを制覇したい気持ちになりますね。
やわらかいお餅と白あんが、フルーツの甘みと好相性。
フルーツのもつ酸味によって、甘すぎずさっぱり食べることができます。
一心堂「フルーツ大福」の値段と販売場所
使用する果物によって価格はまちまち。
たとえばオレンジ大福なら280円(税込み)。マンゴー大福だと367円(税込み)といった具合。
堺市の本店のほか、阪急百貨店うめだ本店やあべのハルカス近鉄本店に出店しています。
一心堂「フルーツ大福」 | |
料金 | オレンジ大福なら280円、マンゴー大福だと367円(税込) |
販売場所 | 堺市の本店、阪急百貨店うめだ本店、べのハルカス近鉄本店 |
カルビー「グランカルビー」
出典:カルビーHP
ポテトチップスでおなじみのカルビーが作った、ぜいたくなポテトチップス。
じゃがいもへのこだわりはもちろんのこと、じゃがいもを厚く深く「Vカット」してじっくりフライにすることで、うまみをとじ込め、食感良く仕上げています。
そして、揚げたあとに「炙る」というひと手間をかけています。
さらに香ばしさが引き出されているので、シンプルな味付けで楽しむのも、良いですよね。
ほろにがビターチョコ味、しお味、北海道バター味など味のバリエーションも豊富。
カルビー「グランカルビー」の値段と販売場所
15g×4袋の60g入りで、さまざまな味が展開されています。いずれも580円(税込)。
阪急百貨店うめだ本店に取扱店があります。
ときどきその他の地区にも期間限定の催事販売に出かけているようですが、常設店は阪急うめだ本店のみ。
催事でも大人気ですので、「また食べたい」と思っていた方には喜ばれそうなお土産ですね!
カルビー「グランカルビー」 | |
料金 | 580円(税込) |
販売場所 | 阪急百貨店うめだ本店 |
福壽堂秀信「ふくふくふ」
出典:福壽堂秀信HP
「ふくふくふ」とは、和菓子職人が作った蒸しケーキ。
生地の粉は米粉をブレンドし、生地に餡が練りこんであるので、通常の蒸しケーキよりもしっとりとした食感に仕上がっています。
「ふくふくふ」は定番商品なので小豆や抹茶の扱いは常にありますが、季節限定の味がでるところも楽しいです。
福壽堂秀信「ふくふくふ」の値段と販売場所
個包装してあるものが5個入って、1188円(税込み)。入り数はもっと多い組み合わせも用意されています。
福壽堂秀信は大阪市の帝塚山に本店を構える、和菓子屋さん。
そのほか、大阪日本橋にも宗右衛門町店があります。
大阪を中心に関西圏のデパートでも商品の取り扱いがあるので、購入しやすいところも良いですね。
福壽堂秀信「ふくふくふ」 | |
料金 | 1188円(税込) |
販売場所 | 大阪市の帝塚山本店、宗右衛門町店、関西圏のデパート |
粟玄「和洋」
出典:粟玄オンラインショップ
雑誌などにも取り上げられることの多い、人気のお菓子です。
アーモンドをコーティングしたサクサクした食感のお菓子。
コーヒー味でコーティングされているので、和菓子屋さんが作っているお菓子なのに、洋菓子のような味わい。
まさにネーミングの「和洋」とは、そのままと言えます。
コーティング部分には生クリームも入っているので、コクがあります。つやつやのコーティングは見るからにおいしそう。
常温で持ち歩けるところも、お土産にはうれしいですね。
粟玄「和洋」の値段と販売場所
90gで864円(税込)。約15~16粒入っています。
粟玄は大阪住吉にお店を構えています。「和洋」が買えるのは、このお店とオンラインショップのみ。
見た目にも高級感のあるお菓子なので、ちょっとセンスのある大阪土産として差別化できますね。
粟玄「和洋」 | |
料金 | 864円(税込) |
販売場所 | 大阪住吉のお店、オンラインショップ |
デリチュース「チーズケーキ」
出典:デリチュースHP
大阪に洋菓子屋を構えるデリチュースの看板商品といえば、このチーズケーキ。
商品名もお店と同じ「デイチュース」です。
意味はイタリア語で「おいしい」。 ブリー・ド・モーチーズを使用しています。
ブリー・ド・モーチーズは「チーズの王様」と言われることもある、白カビチーズ。
うま味や芳香のある、ミルキーな味わいです。
お店ではチーズを熟成途中で仕入れて、さらにじっくり熟成を重ねるというこだわりっぷり。
ベイクドチーズですが、舌触りはレアチーズのようになめらかで、くちどけの良さが楽しめます。甘酸っぱい杏ジャムで上面がコーティングされているのも、絶妙なアクセントになっています。
ホールケーキの直径が12cm、13.5㎝、17㎝と3パターンのサイズで展開しています。
デリチュース「チーズケーキ」の値段と販売場所
直径12cmのもので1500円、13.5㎝で2300円、17.5㎝で3500円(すべて税抜き)。
デリチュースの店舗は大阪の箕面市にあります。
イートインもあるので、お茶をしがてら買いに行くのもよさそうですね。
JR大阪駅構内や新大阪駅のエキマルシェにもお店があります。
デリチュース「チーズケーキ」 | |
料金 | 12cm⇒1500円、13.5㎝⇒2300円、17.5㎝⇒3500円 |
販売場所 | JR大阪駅構内、新大阪駅のエキマルシェ |
マダムシンコ「マダムブリュレ」
出典:マダムシンコHP
もはや全国区ともいえる人気スイーツです。
メープルシロップがきいいたバームクーヘンの上面をキャラメリゼして、さらに香ばしさをアップさせたスイーツ。
冷やして食べればバームクーヘンの生地がしまってしっとりとした食感になり、電子レンジで温めれば生地はほわほわ上面はパリパリという食感の違いが楽しめます。
定番スイーツはお土産でもらっても間違いないので喜ばれますし、ヒョウ柄のパッケージはある意味「大阪らしい」感じがあって、お土産にもピッタリですね。
マダムシンコ「マダムブリュレ」の値段と販売場所
金額は1,620円(税込)
マダムシンコは本店を箕面に構えています。お店はキラキラと豪華で、世界観が商品とピッタリ。
ぜいたくなティータイムを満喫しながら、お土産までゲットできます。
大丸梅田店にも出店しています。
マダムシンコ「マダムブリュレ」 | |
料金 | 1,620円(税込) |
販売場所 | 本店、大丸梅田店 |
マルシゲ「呼吸チョコ」
出典:マルシゲHP
株式会社マルシゲは大阪に本社を置く総合食品商社。
「お菓子の専門店まるしげ」や、「スーパーマルシゲ」を展開しています。
そのマルシゲのオリジナル商品の1つが、呼吸チョコ。全国菓子大博覧会の受賞商品でもあります。
アーモンドをチョコレートで一粒ずつコーティングしたスイーツで、「できたての味を息づくほど新鮮なうちに食べてもらいたい」という思いから、「呼吸チョコ」と名付けられました。
「北新地/ココア」「京都祇園/抹茶」「奈良吉野/きな粉」「神戸北野/コーヒー」と味わいに地名が付いているのも、お土産らしくていいですね。
大阪のお土産として買うならやはり「北新地/ココア」でしょうか。
アーモンドはマスカルポーネクリームで包まれた後、ココアパウダーがかけられていて、まるでティラミスのような仕立てです。
マルシゲ「呼吸チョコ」の値段と販売場所
スタンドパックは645円(税込)。大袋やアソートもあります。
関西国際空港、伊丹空港、JR新大阪駅やサービスエリアなど多数の取り扱いがあるので、調達の心配はなさそうです。
マルシゲ「呼吸チョコ」 | |
料金 | 645円(税込) |
販売場所 | 関西国際空港、伊丹空港、JR新大阪駅、サービスエリア |
まとめ
大阪というと派手なものや笑ってしまうようなものがお土産の定番と思いがちですが、和菓子・洋菓子ともに名店ぞろいで、質の高いお土産がお手頃価格で入手できます。
さすが「天下の台所」。品質がともなうもの、価値観を認められたものしか生き残っていけないのですね。