大人気観光地である、京都。
日本国内でも人気観光地ですが、外国人観光客も多いので、和柄パッケージに入ったスイーツや和素材にこだわったお土産がたくさんあります。
京都という土地を好いて集まってくる職人さんも多いので、古くからの食文化が守られている一方で、新しいスイーツもたくさん生み出されています。
おいしさはもちもんのこと、おしゃれでかわいいスイーツがたくさんありますが、その中から特にオススメ商品を10種類ご紹介したいと思います。
見出し
- 京菓子司満月「阿闍梨餅(あじゃりもち)」は元祖餅どら?
- UCHUwagashi「drawing」はピースのように色とりどりの落雁
- 緑寿庵清水「金平糖」は、日本唯一の専門店がつくる職人技
- 京.洋菓子司一善や「無花果チョコガナッシュ求肥包み」はビターなガナッシュといちじくの味わい
- パティスリーカラン「西加茂チーズケーキ」は小ぶりサイズのスフレチーズケーキ
- 京あめクロッシェ「白絹手鞠」はかわいすぎる飴
- 京都祇園あのん「あんぽーね」はマスカルポーネチーズで味わう最中
- SIZUYAPAN「あんぱん」は京都の老舗パン屋さんが作った、あたらしい京土産
- 俵屋吉富「リキュールボンボン京野菜」は、見た目はかわいいのに、お子様お断り!
- マールブランシュ「茶の菓」は濃い抹茶味のラングドシャ
- まとめ
京菓子司満月「阿闍梨餅(あじゃりもち)」は元祖餅どら?
出典:満月HP
京都で古くからある定番お土産スイーツと言えば、阿闍梨餅を外すことはできないでしょう。
阿闍梨とは高僧を意味する言葉で、比叡山で千日回峰修行を行う僧侶が餅を食べて飢えをしのいだことにちなんで、僧のかぶる笠を見立てたスイーツが考案されました。
丹波大納言を使った餡も、もちろんおいしいのですが、生地のモチモチがなんとも言えない満足感を呼びます。
今では餅どら焼きを出すお店も多くなりましたが、これが大正11年に考案されていたとは!
「阿闍梨餅」という商品名は、登録商標を取っているそうです。 満月にとっては大切な看板商品なのですね。
京菓子司満月「阿闍梨餅」の値段と販売場所
1個108円(税込み)で、入り数のバリエーションがあります。
箱入りの場合、箱代が別途かかるので、例えば10個入りでは1188円(税込み)となります。
満月は京都市内の京都大学付近に本店を構える和菓子屋さん。
そのほかにも京都市内に2店舗支店を構えるほか、デパートや京都駅構内などにも取り扱い店があります。
京菓子司満月「阿闍梨餅」 |
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料金 |
1個108円(税込み) 10個(箱入り)1188円(税込み) |
販売場所 |
満月本店、清水産寧坂店、金閣寺店、大丸京都店、大丸山科店、高島屋京都店、高島屋洛西店、ジェイアール京都伊勢丹、スバコ・ジェイアール京都伊勢丹、京都駅観光デパートキューブ店、京都駅観光デパートポルタ店、近鉄名店街ハーベス京銘館店、京都駅新幹線改札内京のみやげ店、京都駅新幹線改札内古都みやび店、京都駅新幹線改札内舞妓店、京都駅構内ギフトキヨスク京都、京都駅構内ギフトキヨスク京都西、四条センター、出町桝形商店街 松村食料品店 |
UCHUwagashi「drawing」はピースのように色とりどりの落雁
色とりどりで、扇形をした落雁は、並び替えるだけでまるで絵を描くように楽しいスイーツです。
落雁というと地味なイメージがありますが、UCHUwagashiの落雁はどれもかわいらしく、新しさを感じます。
カラフルなパステルカラーは、青・ピンク・紫・白・黄色・緑とあり、日本の四季がイメージされているそうです。
たとえば春限定の「drawing spring」では色はピンク(濃・淡)と白になります。
これで描くのは、花盛りの様子ですよね。 組合せやすい扇形も、イメージが膨らみます。
UCHUwagashi「drawing」 |
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料金 |
680円(税込み) |
販売場所 |
寺町店、京都タワーサンド店 |
UCHUwagashi「drawing」の値段と販売場所
680円(税込み)。
drawingのほかにもお茶のフレーバーの一口サイズの落雁や天然果汁を詰め込んだ落雁もあり、パッケージもかわいくて、いろいろ欲しくなってしまいます。
季節限定アイテムもあります。
UCHUwagashiは京都市に店舗を構える和菓子屋さん。京都タワー内にも出店しています。
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緑寿庵清水「金平糖」は、日本唯一の専門店がつくる職人技
出典:緑寿庵清水HP
金平糖専門店がつくる、こだわりの金平糖です。
金平糖にはレシピがなくて、金平糖作りは一子相伝の技だとか。
さらに緑寿庵清水では多数のフレーバーの金平糖を作っていますが、砂糖にほかの素材を加えると結晶させるのが難しくなるため、大変難しい技術なのです。
1種類の金平糖に16~20日間かけて作ることで、きれいな色合いでおいしい金平糖ができるそうです。
こだわりの詰まりまくった金平糖。一度は食べてみたいという興味がそそられませんか?
緑寿庵清水「金平糖」の値段と販売場所
小袋は1袋で、555円(税抜き)。
通年商品では全13種類のフレーバーがあります。
緑寿庵清水は、京都市内に店を構える金平糖専門店です。
地方発送は対応してくれますが、オンラインショップがないので、お土産にしたら喜ばれる一品だと思います。
緑寿庵清水「金平糖」 |
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料金 |
555円(税抜き) |
販売場所 |
京都市左京区のお店 |
京.洋菓子司一善や「無花果チョコガナッシュ求肥包み」はビターなガナッシュといちじくの味わい
出典:京.洋菓子司一善やHP
見た目は和菓子のようでありながら、ビターなガナッシュをセミドライいちじくに詰め、求肥で包んでいるので味わいは洋菓子。
いちじくはセミドライのものが使われています。
セミドライであるため味はぎゅっと濃縮されているのに、ガナッシュの口触りがなめらかなので乾いた感じがしません。
京.洋菓子司一善や「無花果チョコガナッシュ求肥包み」の値段と販売場所
1個入りはLサイズで600円(税抜き)。5個入り、8個入りはMサイズになります。
5個入り2000円、8個入り3800円(いずれも税抜き)。
京都で人気の洋菓子屋「一善や」さん。京都市左京区に店を構えていますが、京都駅付近にも京都タワーサンド店があります。
京.洋菓子司一善や「無花果チョコガナッシュ求肥包み」 |
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料金 |
1個入り600円(L size)(税抜き) 5個入り2,000円(M size)(税抜き) 8個入り3,800円(M size)(税抜き) |
販売場所 |
京都市左京区のお店、京都タワーサンド店 |
パティスリーカラン「西加茂チーズケーキ」は小ぶりサイズのスフレチーズケーキ
出典: パティスリーカランHP
口の中でしゅわっと溶けていくような、軽い食感のスフレチーズケーキ。
小ぶりサイズですが味は濃厚なので、しっかり食べごたえがあります。
お店の看板商品で、人気であるため一日の予約数を限定しているとのこと。 こだわりが感じられますね。
パティスリーカラン「西加茂チーズケーキ」の値段と販売場所
単品は108円(税込み)。
入り数はバリエーションがありますが、別途箱代がかかります。
季節限定フレーバーもあります。※値段が異なる場合があります。
パティスリーカランは京都市内とはいえ、バスで京都駅から50分ほどかかる場所にあります。
なかなか不便な場所にありながら、たびたびメディアでも取り上げられるチーズケーキ。
一度は食べてみたい、味わいです。
パティスリーカラン「西加茂チーズケーキ」 |
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料金 |
単品 108円(税込み) 箱入 〈10ヶ入〉1205円(税込み) 〈15ヶ入〉1793円(税込み) 〈20ヶ入〉2285円(税込み) 〈30ヶ入〉3413円(税込み) |
販売場所 |
京都市北区のお店 |
京あめクロッシェ「白絹手鞠」はかわいすぎる飴
出典:クロッシェHP
京あめ「クロッシェ」は、きれいな飴がたくさん売っている飴屋さん。
京都らしい古風な見た目もありつつ、飴ひきの技術があってこそのきれいな色彩の模様が入っています。
「京あめ」とうたっているのも、京都伝統と技術に、新しい技術を加えて新たなものを作り上げたから、としています。
「白絹手毬」はレモンライム味。
このほかにも、ピーチソーダ味の「桜襲」や紅茶味の「ジュイの更紗」のようなものもあれば、桜餅味の「京桜」や桜味の「白無垢」のように和のテイストもあります。
いずれもツヤとい色合いが美しく、どれか一つを選ぶのは難しそうですね。
京あめクロッシェ「白絹手鞠」の値段と販売場所
540円(税込み)。
下京区綾小路にある京都本店のほか、京都駅そばの京都タワーサンド店もあります。
京あめクロッシェ「白絹手鞠」 |
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料金 |
540円(税込み) |
販売場所 |
京都本店、京都タワーサンド店 |
京都祇園あのん「あんぽーね」はマスカルポーネチーズで味わう最中
出典:京都祇園あのんHP
最中皮と、マスカルポーネチーズクリームとつぶあんがセットになっています。
自分でサンドして食べるので、最中のパリパリが損なわれず、食べる時まで香ばしい風味が楽しめます。
京都らしい和菓子を、オリジナルのマスカルポーネチーズクリームと食べることで、ぐっとミルキーな味わいが加わって、オリジナルスイーツとなっています。
京都祇園あのん「あんぽーね」の値段と販売場所
5個入り、1500円(税抜き)。
本店は祇園にあります。店内は昔ながらの京町家を改装したもので、イートインスペースもあります。
京都祇園あのん「あんぽーね」 |
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料金 |
5個用1,500円(税抜き) |
販売場所 |
京都祇園本店 |
SIZUYAPAN「あんぱん」は京都の老舗パン屋さんが作った、あたらしい京土産
出典:SIZUYAPAN HP
京都に1948年からある「志津屋」というパン屋さんが、立ち上げたブランドが「SIZUYAPAN」。
小ぶりなあんぱんがラインナップ豊富にそろえられていて、小倉だけでなく、「CINNAMON」「ANNO IMO」などの変わり種バリエーションもあります。
パッケージも凝っていて、お土産にもピッタリです。
SIZUYAPAN「あんぱん」の値段と販売場所
1個210円(税込み)。
京都駅八条口、地下鉄京都駅構内、四条駅構内、京阪くずは駅、祇園四条駅構内と、いずれも駅周辺で購入できるので、調達しやすいところもいいですね!
SIZUYAPAN「あんぱん」 |
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料金 |
1個210円(税込み) |
販売場所 |
KYOTO STATION STORE、KOTOCHIKA SHIJO KARASUMA STORE、KEIHAN GION-SHIJO STORE |
俵屋吉富「リキュールボンボン京野菜」は、見た目はかわいいのに、お子様お断り!
ブランデーやウイスキー入りのシロップを糖衣でコーティングしたお菓子「ボンボン」。
こちらの商品は、賀茂なすや聖護院かぶらなどの京野菜をモチーフにしています。
見た目がかわいらしく、京都らしさも感じられるスイーツ。
でもボンボンは結構アルコールが強いので、こんなにかわいいのに、お子様はちょっと苦手かもしれません。
糖衣の甘さとリキュールの香りで一瞬ひんやりして、キリっとした味わいが楽しめるので、大人の方のお土産にはぜひ!
俵屋吉富「リキュールボンボン京野菜」の値段と販売場所
1箱972円(税込み)。
俵屋吉富さんは京都に直営店や百貨店内出店も多くしています。
干菓子はこのほかにも数種類あり、祇園店限定の「京まいこちゃんボンボン」もかわいらしい商品です。
俵屋吉富「リキュールボンボン京野菜」 |
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料金 |
1箱972円(税込み) |
販売場所 |
本店、烏丸店、小川店、祇園店、高島屋京都店、大丸京都店、JR京都伊勢丹店 |
マールブランシュ「茶の菓」は濃い抹茶味のラングドシャ
出典:マールブランシェHP
京都発で全国区となったケーキ屋さんの一つ、マールブランシュ。
この店の代表商品が、濃い抹茶味のラングドシャでホワイトチョコレートをサンドした「茶の菓」。
契約栽培農家からお茶の葉を仕入れるこだわりで、お茶本来の風味で濃い味にしています。
色が濃い抹茶味の商品の場合、クロレラなどで濃さを演出しているものもありますが、茶葉にこだわっている点がおいしさの秘密ですね。
ラングドシャとは「猫の舌」という意味のクッキーで、繊細なサクサク感を持つのが特徴です。
マールブランシュ「茶の菓」の値段と販売場所
5枚入り、630円(税抜き)。
北山本店、祇園店ほか、京都に多く店舗を構えています。
マールブランシュ「茶の菓」 |
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料金 |
5枚入630円(税抜き) 10枚入1260円(税抜き) 20枚入2520円(税抜き) 30枚入3780円(税抜き) |
販売場所 |
京都北山本店、加加阿365祇園店、ポルタ店、清水坂店、嵐山店、工房直営店(京都市山科区)、カフェ(京都市下京区)、京都タワーサンド店、アスティ京都店、JR京都伊勢丹店(B1F、6Fサロン)、高島屋京都店、大丸京都店、大丸山科店 |
まとめ
京都の方の品質を見極める目は厳しいので、その中で売れている商品というのはいずれもすてきなものばかり。
観光地としての規模も大きく、お土産の選択肢はスイーツ以外にもたくさんありますから、 「超激戦区」と言えるでしょう。
ご紹介した商品はおいしさ、かわいらしさで人気商品となっているものばかり。
どの商品についても「売れる理由」がちゃんとある、すてきな商品ばかりでした。