宗家源吉兆庵の旬のゼリーを食べてみた感想とおすすめお菓子

出典:宗家源吉兆庵公式ページ

宗家、源吉兆庵の果実菓子をご紹介いたします。

源吉兆庵では、自社農園でマスカットオブアレキサンドリアの育成を行うなど、和菓子の美味しさを求めて、果実へのこだわりも強いお店です。

毎年出される果実を使った和菓子には定評がありますよ。

気になるそのお味は?

源吉兆庵とは

源吉兆庵の沿革

源吉兆庵は、1948年創業。(案外と新しいですね。)

最初は桃乃屋本舗としてお店を設立しました。

源吉兆庵として改名したのは、1977年です。

銀座や岡山、鎌倉に直営店を置き、大阪、札幌、名古屋などに旗艦店舗があります。

出典:源吉兆庵公式ページ

その他、全国のデパートでは、お馴染みのお店かと思います。

源吉兆庵のこだわり

「人」へのこだわり

和菓子は、日本文化の結晶。

素材が持つ奥深い味を出すためには、研ぎ澄まされた技が必要です。

源吉兆庵は、日々技を磨く職人を大切にしています。

「素材」へのこだわり

和菓子の素材は、砂糖、穀物、寒天、果物。

自然素材の質の良さが、大きく関わってきます。

手間を惜しまず、素材の良さを引き出すことが大事です。

「美」五感の美へのこだわり

和菓子は、人の感性をなごませます。

季節の移り変わりも、和菓子で表現します。

源吉兆庵は、視・味・嗅・蝕・聴覚の五感に響く和菓子を取りそろえます。

「信」へのこだわり

和菓子の素材は、すべて生きた自然素材です。

だからこそ、安心してお召し上がりいただくために、品質管理には、細心の注意を払います

源吉兆庵では、「品質保証室」を中心に、一丸となって安全のために尽力しています。

これらのこだわりが、源吉兆庵のお菓子づくりの原点であり、誇りであるから、自信のある商品を提供しておられるということですね。

宗家、源吉兆庵のお菓子は、はっきり言って、かなりお高いと思います。

値段の高さには、意味がある?

さて、その肝心のお菓子を実食してみましょう。

源吉兆庵の「花桜桃(はなおうとう)」を実食レビュー!

こちらは、6個入りのパッケージです。

春らしい可愛い風呂敷包み風になっています。

一つは、かなり小ぶりですよ。

販売期間は、2月下旬~5月中旬までという期間限定品になります。

山形県産のさくらんぼをまるごと一粒使ったゼリーです。

アップで撮ると、こんな感じです。

透き通ったゼリーの中に、ルビー色の国産さくらんぼが、入っていて、見た目も可愛らしいですね。

まるで宝石のようなイメージでしょうか。

大切に育てられて、赤く色づいたさくらんぼの実は、一粒一粒、丁寧に収穫されて、甘さすっきりとした蜜漬けにされています。

さくらんぼのフレッシュさはそのままですが、蜜漬けによって、柔らかな食感になり、甘味も増し、ゼリーと馴染んでいるようです。

少々洋酒も入っているので、お子さんには不向きかもしれません。

爽やかな甘さと酸味が特徴の、さくらんぼの美味しさそのままのゼリーですよ。

こんなに小さいのに、結構なお値段です。

一個249円(税込み)

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源吉兆庵の「太陽の実」を実食レビュー!

なんとも厳重にラッピングされた、こちらが「太陽の実」なるお菓子です。

販売期間は、4月上旬~8月上旬です。

で、「太陽の実」って?

宮崎県産のマンゴー「太陽のたまご」から取った名前のようですね。

「太陽のタマゴ」とは?

出典:とびっきりギフトサイト

「太陽のタマゴ」は、なんと宮崎県中のマンゴーの中から選び抜かれた、一握りの最上級品らしいですよ。

食べた人しかわからない、クリーミーな食感と濃厚な甘さが特長とか。

本物の「太陽のタマゴ」には、更に等級を表す等級シールなるものが貼ってあるそうで、赤なら、最上級AAランクの赤秀品。

青だと、Aランクの青秀品です。

普通はこの青シール品が、「太陽のタマゴ」として販売されているそうです。

「太陽のタマゴ」は、2Lサイズ(300g~350g)くらいで、一個3000円~5000円位はしています。

源吉兆庵の「太陽の実」の味は?

楕円形のゼリーは、かなりマンゴーを意識して作られています。

深みのある黄色い実の色は、完熟のマンゴーの色そのもの。

皿にあけると、こんな感じですよ。

やはり、マンゴーそのものの実が載っているようですね。

トロピカルな香りもします。

スプーンですくって、ちょびちょび頂いてみましたよ。

くどい甘さでは、ありませんが、甘味は強いと思います。

かすかな繊維質もあるようです。

マンゴー独特の香りが、ほのかに鼻を抜けます。

トロピカルフルーツは苦手と言う方でも、これなら気にせず食べられるのではないかと思いますよ。

反対に言うと、思ったよりも野性味はありませんね。

最高級品のマンゴー使用ですから、そう思えば、貴重な味のはず。

私が普段食べるマンゴーとは、味の質も違うのかもしれません。(笑)

私は、どちらかと言うと、グアバでも、パパイヤでも、なんならドリアンでも大丈夫ですので、こんなに上品なマンゴー向きではないのかも。

ちょっぴり酸味のある、完熟マンゴーのゼリー。

こちらにも洋酒が含まれています。

興味のある方は、是非どうぞ。

一個519円(税込み)

源吉兆庵の旬のおすすめお菓子

こどもの日

出典:源吉兆庵公式ページ

温州みかんの羊羹に、香り豊かなきざみ伊予柑を浮かべ、二層にしたてた、もっちりと柔らかいお菓子です。

販売期間は、4月中旬~5月上旬まで。

子どもさん向けの商品なので、洋酒は入っていません

可愛いパンダが鯉のぼりにしがみつく、ユニークなパッケージも、ちょっと洒落てますね。

ひと箱(5個入り)1080円(税込み)

長春花

出典:源吉兆庵公式ページ

母の日に贈るなら、こんなに綺麗なお菓子もあります。

なめらかなゼリーの中で、愛らしく咲く薔薇のゼリー

マスカットの風味を生かした、華やかなお菓子です。

販売期間は、4月下旬~5月中旬です。

ゼラチンは、もともとコラーゲンペプチドを含みますので、美容にも良いのかも。

カーネーションを贈るなら、「花よりだんご」で、こんな可愛いお菓子を贈るのも良いですね。

一個324円(税込み)

清水白桃ゼリー

出典:源吉兆庵公式ページ

源吉兆庵で、外せないのが、この白桃のゼリーですね。

透明感のある優しい香りと、ぬけるような乳白の果肉。

上品で、とろける口あたりにこだわりぬいた、清水白桃を味わい尽くせるゼリーに仕上がっています。

販売期間は、4月中旬~8月中旬です。

洋酒を含む、白桃のピューレの、大人っぽい本物志向のゼリーですよ。

果物ゼリーの中では、代表的な商品だと思います。

一個897円(税込み)

お店情報(銀座本店)

住所:東京都中央区銀座7丁目8-9

電話:03-5537-03

営業時間:平日10:00~21:00・土日祝10:00~19:00

まとめ

和菓子を作る職人、和菓子の素材、和菓子の五感の美、そして和菓子の安全性などにこだわる、宗家、源吉兆庵。

代表的なお菓子は、季節の果実菓子、自然シリーズです。

そのため、和菓子に使う果物を育てる自社農場も保有しています。

日本料理が世界に広まるように、和菓子の世界も海外へも進出する時代です。

目に美しく、味も上品で、しかもフルーツを使った和菓子なら、海外でもきっと人気が出ると思いますね。

ただ、少し値段が高いので、普段使いには難しい和菓子です。

最近は、コスパの高い秀品も出ていますので、お値段に見合ったクオリティで、頑張って頂きたいお店ですね。

高級和菓子として、プレゼントされるなら、喜ばれるのではないでしょうか。

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