かなり昔に、京都で一度味わったことがある「コーヒーぜんざい」というスイーツがありました。
当時は、かなり恐る恐る注文したように思います。(笑)
「ああ、こんな味もあるんだな。」と、感心したものですが、家で試してみたわけでもなく、すっかり忘れていました。
そんな「コーヒーぜんざい」が、なんとお手軽に食べられる、伊藤軒の「珈琲ぜんざい」。
さっそく、実食してみましたよ。
今回は、そんな「コーヒーぜんざい」の魅力に迫ります。
見出し
コーヒーぜんざい発祥の地は京都です
昭和49年10月に、このメニューを発売以来、多くのファンが絶たないお店、「喫茶マミ」。
こちらの「コーヒーぜんざい」を食べるには、作法があります。(笑)
まずは、浮かんだアイスクリームを溶かすこと。
小豆もアイスクリームも甘いのですが、なぜかアイスクリームを全部溶かして頂くことで、後味が甘くなくなり、すっきりするらしいですよ。
私も、今となっては、どうやって食べたのかは、思い出せないほど昔のことですが、きっと説明通りに食べたと思います。
コーヒーぜんざいの召し上がり方
- 小豆の入ったカップに、アイスクリームを足す
- 上からコーヒースープを注ぐ
- かき混ぜてアイスクリームを溶かす
- まずは、小豆から味わう
- 溶けたアイスの部分を味わう
- 完全に溶かしたら、全体をスプーンですくって食べる
引用:喫茶マミ公式ページ
食べ方は、覚えていませんでしたが、かなり印象的なメニューであったことは間違いないので、いまだに運ばれてきた時の情景だけは覚えています。(笑)
興味のある方は、是非お越しくださいね。
一杯840円(税込み)
ちなみに、その他にも「喫茶マミ」には、ネーミングからユニークなスイーツがあります。
出典:喫茶マミ公式ページ
「これ 大豆?」って、聞かれても困ってしまいますよね。
そんなネーミングのスイーツです。(笑)
大豆を100%使用した健康食品のようなスイーツです。
チーズ嫌いの人でも召し上がれる、食べやすいチーズとの相乗効果で、味も健康面もアップしたお品のようですよ。
興味深いですね。
ひと箱(6個入り)4500円(税抜き)
お店情報
住所:京都府京都市東山区清水4-163
電話:075-551-2869
営業時間:11:00~18:00(不定休)
京都「伊藤軒」の珈琲ぜんざい
デパ地下で見つけた、お手軽「珈琲ぜんざい」。
京都「伊藤軒」のスイーツです。
伊藤軒は、2014年に創業150周年を迎えた老舗ですよ。
そんな老舗が出したとは思えないほど、カジュアルな感じのスイーツですね。
京都で食べた「コーヒーぜんざい」と、どのように違うのか。
食べてみたいと思います。
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伊藤軒の「珈琲ぜんざい」を実食レビュー!
カップのふたが、かなり硬いので、開けるときは、ご注意ください。
プリンのような固形でもないし、一般のぜんざいの液よりもずっとしゃぶしゃぶです。(コーヒーなのだから)
さらっとしたコーヒーに、小豆がたっぷり。
もちろん、ぜんざいよりも、はるかにすっきりした味わい。
その秘密は、やはりコーヒーの苦みなのかもしれません。
小豆の甘さと、コーヒーの苦みが、ほどよくマッチ。
良い香りと、上品な小豆の味わいが、何とも言えず不思議に合いますよ。
やっぱり、発明した人は凄い!!
京都の「コーヒーぜんざい」と明らかに違うところは、アイスが入っていないところ。
なんなら、セルフでアイスをのせても美味しと思います。
一個200円(税抜き)
京都へは、行けない人も、オンラインショップで買えるかも。
伊藤軒では、新製品のお菓子もつぎつぎ販売されていますので、こちらも要チェックですよ。
名古屋「加藤珈琲店」のコーヒーぜんざい
出典:加藤珈琲店公式ページ
マスコミでも、何度も取り上げられた、加藤珈琲店の「コーヒーぜんざい」です。
珈琲店のコーヒーなのだから、コーヒーの味は、お墨付き。
専門店のこだわりいっぱいのコーヒーに、小豆や、栗、白玉まで入って、さすが名古屋の喫茶店ですよね。
コーヒーぜんざいと書いてありますが、「コーヒあんみつ」でもあるようですね。(たしかに、あんみつっぽい)
あれこれ楽しめて、サービス精神は行き届いていますよ。
白玉や栗の入った容器に、コーヒーを注ぐのですが、金箔も散らしてあるところ、やっぱりすごい。
「金しゃち珈琲ぜんざい」とも呼ばれるらしいです。
かの村上春樹さんが、「これはウマい!」と絶賛したとか。
お好みでホットとアイスが選べるそうです。
一杯594円(税込み)
KALDI(もへじ)の「珈琲ぜんざい」
出典:KALDI公式ページ
ご存知、「KALDI」珈琲の専門店です。
「カフェカルディのエスプレッソ」を使用した珈琲味ベースのおぜんざいになっています。
ぜんざいの甘味と珈琲のほのかな苦みが絶妙のバランス。
薄いお餅が、別添えで付いてきます。
カップのままレンジで温めたぜんざいの中に入れれば、柔らかくなり、一気にぜんざい感が増すようですね。
北海道産小豆使用のカップ「コーヒーぜんざい」。
1カップ232円(税込み)
秦日進堂の「珈琲ぜんざい」
出典:秦日進堂楽天ショップ
秦日進堂さんは、大阪の会社です。
こちらの「珈琲ぜんざい」は、珈琲ゼリーの中に小豆が入っているタイプですね。
ぜんざいと言うよりは、小豆入りの珈琲ゼリー。
通常よりも、甘めの珈琲ゼリーに仕上がっているようなので、お子様でも大丈夫らしいですよ。
楽天ショップでは、累計販売100,000個突破という実績があります。
滑らかなゼリーと、ふっくらと炊き上がった小豆の食感が美味しいスイーツになっています。
ひと箱(6個入り)1298円(税込み)
コーヒーフレッシュをかけても美味しいらしいですよ。
やっぱり、珈琲ゼリー寄りなのですね。(笑)
コメダ珈琲店の「小豆小町アイス」
コメダ珈琲店には、ネーミングは、「小豆小町」だけど、実質「珈琲ぜんざい」であるメニューが存在します。
- 葵(小豆と珈琲に、ミルクを入れた飲み物?)
- 桜(小豆と紅茶に、ミルクを入れたもの)
- スミレ(ミルクの中に小豆が入ったもの)
桜とスミレは、独自のメニューですが、葵はどこから見ても「珈琲ぜんざい」に酷似していますよね。
ホットでも、アイスでも召し上がれる珈琲専門店の小豆シリーズ。
一度、お試しあれ。
一杯480円(税込み)
但馬屋珈琲店の「珈琲ぜんざい」
出典:但馬屋珈琲店公式ページ
昭和39年、東京、新宿の思い出横丁に創業した「但馬屋珈琲店」
自家焙煎の香り高い珈琲を出す、お店です。
こだわりにこだわった数々のコーヒーメニューの中に、ぽっつりと、「珈琲ぜんざい」の文字。
器に盛られた珈琲ゼリーと小豆、そして生クリームにきなこ。
別添えで黒糖シロップもついてます。
つるりとしたゼリーは、深煎りコーヒーの苦みやコクがクリアな味わいになっています。
きなこの香ばしさに、ゆるめのホイップクリーム。
甘さ控えめの小豆も絶妙のバランスです。
添えられた黒糖シロップで、甘味の調節も出来ますよ。
一杯820円(税込み)
萩「カフェテリア異人館」の珈琲ぜんざい
出典:萩市観光協会公式サイト
山口県、萩市にある「カフェテリア異人館」にも、こんなに可愛い「珈琲ぜんざい」が存在します。
城下町の入り口に構えた、欧風の落ち着いた煉瓦づくりの喫茶店ですよ。
地下水を使用したおいしい珈琲専門店として、有名です。
人気メニューになっている「珈琲ぜんざい」は、ほろ苦いコーヒーと、アイスクリームの甘さが絶妙。
紅白の白玉のトッピングも愛らしい一品ですよ。
一杯650円(税込み)
まとめ
かなり昔、京都のとある喫茶店で出会ったのが、なんとも不思議な「コーヒーぜんざい」というメニューでした。
「コーヒーぜんざい」の発祥の地、京都の「喫茶マミ」だったのですね。
あれから時が経ち、デパ地下で再会したのが、伊藤軒の「珈琲ぜんざい」です。
調べてみれば、まだまだ全国で「コーヒーぜんざい」を出している喫茶店も多いみたいですね。
まだ、食べたことがない方は、是非一度は食べてみてください。
イケますよ。