出典:笑福堂公式ページ
画像は、第21回全国菓子博覧会の名誉総裁賞を受賞という、銘菓越前せいこ「かにパイ」です。
いったい、どんなパイなのだろうか。と、思わず購入。
今回は、「かにパイ」を食べてみた感想と、お値段などをご紹介します。
また、「かにパイ」の製造元、「笑福堂」の人気スイーツベスト3をご紹介したいと思います。
見出し
笑福堂は和洋菓子とも30種類以上ある有名銘菓
出典:笑福堂公式ページ
笑福堂さんは、敦賀市の伝統名菓「豆らくがん」を作り続ける地元の銘菓処です。
「豆らくがん」は、明治時代、外国貿易が盛んだった敦賀に多く輸入された大豆に由来するお菓子だそうです。
また、敦賀が、国際港湾都市から海水浴などの観光都市としての色彩が濃くなる中、県外観光客向けに「かにパイ」をお土産として販売。
名誉総裁賞を受賞するなど、次々とヒット商品を出しています。
古くから伝わる、福井の銘菓、「羽二重餅」なども有名ですが、店長のおすすめは、生ロールケーキとか。
この他にも、若狭町の地鶏卵を使ったチーズケーキも好評。
観光みやげ、和洋菓子とも30種類以上という豊富なラインナップを取りそろえるお店です。
笑福堂の越前せいこ「かにパイ」を実食レビュー!
なんとも愛らしいカタチのパイ。
お土産に買って帰る人が多いのは、わかるような気がします。
実は、笑福堂さんでは、「毛がにパイ」なるものもあります。
が、こちらはもっとずんぐりとした外観で、毛の代わりにアーモンドスライスがついているというもの。
何層にも折り重ねたパイ生地に、胡麻やピーナッツを練り込んだ香ばしいパイの部分は、越前せいこ「かにパイ」と変わりません。
今は、オンラインショップで売り切れとなっています。
私が買った方は、看板商品の「越前せいこ、かにパイ」です。
カニのシェイプがはっきりとしていて、いかにも蟹らしい。(笑)
お砂糖が振られてはいますが、アーモンドのようなトッピングはありません。
こちらのパイも、原材料を見れば、胡麻と落花生と書いてありました。
残念ながら、バターではなく、マーガリン使用です。(お土産ですから)
短辺約4.5cm長辺9cmの、可愛いかにですよ。
元祖と書いてあるので、きっとこの「かにパイ」を手掛けたのは、笑福堂さんが初めてだと思います。
類似品は出ていても、この職人の味は他では真似できないとも書いてあります。
お土産だと、個別包装がベターですが、個別包装されていない箱入りもあるみたいですので、要注意ですね。
「かにパイ」を実際に食べてみた感想
パイの層がふっくらとしていて、ふんわり焼きあがっていることがわかるかと思います。
食感は、さっくり。
噛むと、ピーナッツの香りが鼻に抜けます。
胡麻の香ばしさも感じられると思います。
ただ、パイの命である、バターの香りは、殆どありません。
パイであることには間違いはありませんが、和菓子風。
目をつぶって食べると、何だかサクサクしたお煎餅と言った感じ。
形の可愛さで、お土産には向いていることは確かですが、パイの本来の味わいを求めるなら、チョイスすることをお勧めはしません。
ピーナッツと胡麻の香ばしさを感じられるパイ風のお土産として、全国菓子博覧会では、名誉総裁賞を取ったという銘菓ですから、お菓子としては立派なもの。
お土産のお菓子としてなら、是非どうぞ。
1箱(14個入り)1240円(税込み)
お店情報
住所:福井県敦賀市昭和町2-21-31
電話:0770-22-4747
営業時間:10:30~19:00(ほぼ無休)
注文:11:00~19:00(土日祝を除く)電話での注文(24時間)
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笑福堂で人気のおすすめスイーツランキング
第一位「生ロールケーキ」
出典:笑福堂公式ページ
笑福堂の店長一押しのおすすめは、こちらの「生ロールケーキ」です。
生ロールケーキと言えば、ブームは少し離れてきたとはいえ、まだまだ人気のあるスイーツ。
スポンジケーキのしっとり加減、柔らかさ、きめの細かさなどなど、かなり条件が整っていないと、人気は定着しません。
笑福堂の「生ロールケーキ」は、原材料はいたってシンプル。
卵、生クリーム、砂糖、小麦粉のみ。
良質の卵をはじめ、こだわった原材料だからこその、自然派ロールケーキだということです。
もちろん、膨張剤、ベーキングパウダーは使用していません。
若狭の緑豊かな自然で放し飼いされた、健康な鶏が元気に生んだ卵がその秘密。
また、生クリームは、北海道産の二種類のコクのあるクリームを使用。
職人が180度の南蛮釜で焼き上げたというものです。
ボリュームもたっぷり。
食べ応えのある大きさで、十分に満足できるということですよ。
口コミでも、卵の風味がよく、甘さが控えめで、さっぱりしているところが評判だと書いてありました。
いくらでも食べられそうな「生ロールケーキ」ですね。
一本999円(税込み)
第二位「豆らくがん」
出典:笑福堂公式ページ
福井敦賀の伝統菓子、「豆らくがん」です。
ふっくらとした頬に鼻は低い、笑みを含んだお顔は、「おたふく」ですね。
おたふくは、「お多福」と書かれるように、多くの福を呼び込む、縁起の良いお顔です。
福々しいお面のモチーフが愛らしい素朴なお菓子ですよ。
原材料は、大豆・砂糖・水飴のみ。
厳選された大豆を粗めに引いて、型に入れて押し固めてあるそうです。
そのあと、約8時間もの長時間乾燥させて、仕上げに焼き上げられています。
江戸末期に、敦賀の人が、浅草で製法を習得し、故郷に持ち帰ったのが、始まりとされています。
大豆の豊かな香りと、上品な甘さが人気の「豆らくがん」
第18回全国菓子博覧会では、無艦査賞を受賞。
通常、「無鑑査」と言えば、過去の実績を元に、審査・鑑査なしで、出品が可能ということ。
それだけ長年の実績のあるお菓子であることは間違いなさそうです。
普通のらくがんよりも、硬めだという、「豆らくがん」。
健康面でも、身体に良さそうなおやつですね。
1箱(8個入り)690円(税込み)
第三位「お米の竹炭ロールケーキ」
出典:笑福堂公式ページ
福井県産コシヒカリを使った、「お米の竹炭ロールケーキ」です。
実は、福井県のお米の消費低下への懸念から、あえて地元米を使った製品を手掛け、この製品を発売したそうです。
切り口を見れば、真っ黒な生地と真っ白な生クリームのコントラストが美しいロールケーキですね。
お米本来の甘さを楽しめるように、小麦粉を使わずに米粉のみで仕上げてあるので、お米アレルギーのある方でも召し上がれます。
また、米粉を使ったことで、もっちりとした食感になっています。
しかも、このロールケーキは、「笑福堂」18人の菓子職人の中で、洋菓子長しか焼くことが出来ない商品と言う事です。
米粉は、グルテンがなく、無添加・小麦粉不使用で焼くのは、それほど難しいこととか。
また、食用の「竹炭パウダー」は、無味無臭で、味を損なわず、カロリーはゼロ。
しかも、腸内の不純物や老廃物を吸着し、排出するデトックス効果も期待出来ますよ。ミネラルも豊富です。
「お米の竹炭ロールケーキ」は、その他にも地鶏たまごや、新鮮な牛乳、生クリームを使用した、こだわりの味になっています。
そのしっとり、もちもちの食感は、実際に召し上がった方の口コミの満足度もかなり高いですよ。
一本1156円(税込み)
まとめ
元祖「かにパイ」と呼ばれる、笑福堂の越前せいこ「かにパイ」をご紹介しました。
形の愛らしさや、落花生、ごまを使用して、ひとひねりされた風味で、お土産には人気だそうです。
全国お菓子博覧会では、名誉総裁賞をとった銘菓でもあります。
発売元の「笑福堂」は、福井の銘菓処で、数々の賞をとる銘菓を作っておられる会社です。
今回は、お店のおすすめベスト3も紹介いたしました。
是非参考になさってください。
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