出典:タルトタタン公式ページ
夏の味と言えば、南国のフルーツ。その中でもポピュラーなフルーツがパイナップルですね。
台湾のパイナップルケーキとは、ちょっと違いますが、岩手県の「タルトタタン」のパイナップルケーキをご紹介いたします。
こだわりのパイナップルケーキを始め、「タルトタタン」おすすめのお土産スイーツもランキングしていますので、ご参考にしてください。
見出し
岩手「タルトタタン」の特徴
会社の沿革
- 1948年:「小松煎餅店」を開業
- 1947年:「小松煎餅店」から「小松製菓」に改称
- 1999年:盛岡本店を改称し、「タルトタタン」がオープン
- 2007年:「株式会社タルトタタン」設立
「小松煎餅店」と言われると、とうてい「パイナップルケーキ」とは縁遠い感じですが、「タルトタタン」という会社名にすると、ガラッとイメージが変わるものですね。
岩手県の方では、コマーシャルも流しておられるようですが、もちろん見たことはありません。(笑)
そんな、縁遠いところにあるケーキが、簡単に手に入る世の中ですから、嬉しいものですね。
店名「タルトタタン」の由来
出典:フランス観光公式サイト
「タルトタタン」は、パリから南へ約170kmのラモット・ブーヴロンという小さなホテル「タタン」の経営者であった姉妹が、おしゃべりに夢中になって、うっかりとタルト生地を入れ忘れたことから生まれたとされます。
「タルトタタン」の魅力は、何と言っても、リンゴの美味しさ。
岩手はもちろんリンゴの主要産地ですので、郷土色あふれた手作りのお菓子を提供する会社として、そんなリンゴのお菓子「タルトタタン」という名前にしたそうですよ。
岩手のお洒落な店舗「タルトタタン」
出典:タルトタタン公式ページ
”ほっ”としあわせになれるスイーツを提供し、食べる人を幸せにしたいという想いの「タルトタタン」です。
お洒落なお店は、岩手でも注目です。
「試食して買えるのが、嬉しい」との声もあります。
モダンなお店ですが、お饅頭も置いている、気取らない雰囲気とのこと。
郷土色あふれるお店で、地元の方から、観光客まで、大人気だということですよ。
「タルトタタン」のパイナップルケーキを実食レビュー!
可愛い黄色のパッケージに入った「パイナップルケーキ」です。
イラストも南国風!!
あまりコテコテしていないところが気に入りました。
それにしても、商品は、「パイナップルケーキ」なのに、店名の「タルトタタン」の文字があるのは、不思議な感覚です。(笑)
お饅頭にも、「タルトタタン」とあるのかしらん。
とか、妙につまらないことを考えてしまいました。
さて、実食と参りましょう。
パイナップルケーキを食べた感想
中身は、普通のパウンドケーキのように見えます。
「ちょっと黄色いかしら」というくらい。
ただ、パイナップルの芳醇な香りが漂い、期待はマックスですよ。
パイナップルと言えば、南国のイメージですので、当然フィリピンなどが想像されますよね。
国産なら、沖縄産が殆どだと思います。
が、こちらのパイナップルケーキは、フランスから取り寄せたパイナップルピューレを使用しています。(なんと)
いやいや、ピューレを作ったのはフランスかもしれませんが、産地はわかりませんけれど。(笑)
でも、フランス産と聞くと、ちょっとお洒落な印象を持ってしまうのは確かです。(小市民ですから)
バターも100%使用しています。(これは点数が高いです)
バターのしっとり感と、シャキシャキしたパインの歯ごたえ。
確かに、このパイナップルケーキは、パイナップル感が凄いですよ。
さすがフランスの「パイナップルピューレ」ですね。(ほんまかいな)
パウンドケーキの優しい甘さや、バターのコクを邪魔しないのに、シャキシャキした歯ごたえと、甘い香りが凄く生きています。
台湾で食べる「パイナップルケーキ」のパイナップルジャムは、やたら甘かったり、変なくせを感じることも多々ありますが、全くの別物。
いくらでも食べられそうなほど、嫌みがありません。
暑い日には、アイスクリームを添えても、ヨーグルトをかけても美味しいかと思います。
私と一緒に食べた方たち、どなたも「あっさりとしている」という感想が多かったですよ。
夏に食べるパウンドケーキとしては、最高の味わい。
是非お試しください。
1個200円(税抜き)
お店情報
住所:岩手県盛岡市八幡町13-34
電話:019-626-1700
営業時間:9;00~19:00(オンラインショップはこちら)
コーヒー、オレンジジュースがセルフ無料サービスになっていて、買ったスイーツと一緒に食べられるイートインコーナーがあります。
スポンサードリンク
岩手「タルトタタン」で買いたいお土産ランキング
第一位 タルトタタン
店名でもある、「タルトタタン」が一番人気です。
もちろん、お店にはホールケーキの「タルトタタン」もあります。
大きな「タルトタタン」の味も素晴らしいとの評判ですが、お土産用の「タルトタタン」も大人気。
カントリーマアムのようなソフトクッキーのようにも見えますが、パイ生地になっていて、大粒のりんごがゴロゴロと入っています。
フランスの「タルトタタン」も失敗から生まれたように、この小さな「タルトタタン」も、失敗を何度も繰り返して出来上がったというもの。
見た目は違えども、「想い」は繋がっているのかもしれません。
ベルギーに本部を置く、国際味覚審査機構で一流のソムリエやシェフからも認められ、一つ星を頂いた商品らしいですよ。
食べられた方も絶賛のお土産スイーツです。
思ったよりも、りんごのカットが大きいのに驚かれる方が多いらしく、そのシャキシャキした歯ごたえが最高だとか。
また、温めなおして、生クリームなどを添えて召し上がる方もいるみたいですよ。
洋酒やレーズン、栗も入った贅沢な仕上がりになっています。
是非食べてみたいお菓子ですね。
ひと箱(8個入り)1836円(税込み)
第二位 濃厚チョコレートまんじゅう(旧へっちょこ饅頭)
出典:タルトタタン公式ページ
「タルトタタン」の「へっちょこ饅頭」が、新しくなり、「濃厚チョコレートまんじゅう」として発売されています。
以前より、人気のあった「へっちょこ饅頭」だったのですが、さらにデザインが良くなりました。
もともと「へっちょこ饅頭」というネーミングは、岩手北部の郷土料理である「へっちょこだんご」をヒントにしたものらしいですよ。
「へっちょこだんご」とは、たかきび粉やもちあわ粉を使用した団子をおぜんざいのようにして食べるものだとか。
おへそのように、へこんだ形状が可愛らしいお団子になっているそうです。
そう言われれば、「タルトタタン」の「濃厚チョコレートまんじゅう」も、真ん中がちょっとへこんでいますね。
生チョコとこしあんをココア生地で包み、バター100%でしっとりと焼き上げられたお饅頭は、なめらかな口どけが魅力的です。
濃厚なチョコレートの香りの「和」のスイーツ。
お土産に人気なのもうなずけます。
ひと箱(10個入り)1382円(税込み)
第三位 グラン
出典:タルトタタン公式ページ
茶畑ガトーショコラのグランです。
お店でも人気商品として売り上げが高い商品だそうです。
新鮮な原料の中にフランス・ヴァローナのチョコレートを使用しています。
「タルトタタン」のパティシエは、相当フランスがお好きなのかもしれませんね。(笑)
はちみつは、盛岡市の藤原養蜂所のものを使い、しっとりとした食感に焼き上げられています。
美味しさのポイントは、閉じ込められた「大粒のトリュフショコラ」の濃厚な味わいです。
カカオの芳醇な香りが、チョコレート好きにはたまらない逸品ですね。
砂糖、卵、生クリームにバターと、素材の良さは言うまでもありません。
「国際味覚審査機構」でも、一つ星をいただいたお菓子です。
「濃厚チョコレートまんじゅう」が和菓子なら、こちらは「濃厚チョコレート」の洋菓子。
どちらを選んでも、間違いないチョコレート味ですから、お好みでどうぞ。
ひと箱(5個入り)1188円(税込み)
番外 「渾身のバナナケーキ」
出典:タルトタタン公式ページ
パティシエであるKAZU伊藤さんの自信のケーキですので、番外でご紹介したいと思います。
「渾身のバナナケーキ」という名前がついていますので、相当な力が入っていますよ。
フレッシュなバナナはもちろん、バナナピューレ、バナナリキュールまでこだわった生地を使用。
シンプルだけれど、ねっとりとした濃厚な味わいに焼き上げられたケーキです。
ケーキの表面には、パティシエの伊藤さんの顔が焼き印されていますよ。(どんだけぇ)
バナナの香りがふわっと広がり、しっとりとした食感だそうで、とにかく濃厚さが魅力とのことです。
甘さもあり、苦めの珈琲に合いそうなお味みたいですよ。
1ホール1296円(税込み)
まとめ
岩手のお洒落なお店「タルトタタン」のパイナップルケーキをご紹介いたしました。
思ったよりも、抜群に美味しいケーキです。
夏のおやつにはぴったり。そのシャキシャキした歯ごたえと、甘酸っぱい南国の香りであるパイナップルの風味がたまりませんよ。
岩手県のお土産として、「タルトタタン」のおすすめスイーツも人気ランキングで紹介しています。
是非ご参考になさってください。
コメントを残す