「あんたがたどこさ、肥後さ。肥後どこさ、熊本さ。」のてまり歌で有名な、肥後のお菓子、「胡麻太鼓」です。
おせんべいと言うよりも、胡麻そのもの。
胡麻だけではなく、アーモンド、大豆なども入っている、健康的なスイーツですね。
今回は、「肥後もっこす本舗」の胡麻太鼓を実食した感想と、お店の人気商品をランキングでご紹介します。
見出し
熊本で菓子製造業ひと筋の「肥後もっこす本舗」
肥後もっこす本舗は、岩田コーポレーションという会社のブランドです。
株式会社岩田コーポレーションは、昭和24年4月に創業。
熊本県で、菓子製造業ひと筋でやってこられた会社ですよ。
今春、東京オリンピックに向けて、浅草に新店舗をオープン。
また、韓国と提携して、高麗人参などを使った新作品の販売も始まるとか。
ますます健康的な食材を中心に、素材を生かしたモノづくりに努めておられます。
黒ごまと白ごまの違い
一般的に、黒ごまも、白ごまも、栄養分は殆ど同じだそうですよ。
成分の半分は脂質で、20%はタンパク質、20%が炭水化物です。
脂質というと、敬遠されそうですが、胡麻の脂質は、人体では合成出来ない必須脂肪酸であるリノール酸、オレイン酸が非常に多く含まれているのが特長です。
動脈硬化や脂質異常症などの予防効果や、老化防止が期待されるらしいですよ。
ちなみに、西日本では白ごまが好まれ、東日本では黒ごまが好まれるとか。
また、黒ごまの方が、黒い種皮の部分にブルーベリーと同じアントシアニンと呼ばれるポリフェノールも含まれているので、目には良さそうですね。
白ごまの方は、若干必須脂肪酸が多く、皮が黒ごまに比べて柔らかいので、ごま油の原料にも使われています。
肥後もっこす本舗の黒胡麻太鼓を実食レビュー!
この迫力が凄い!!
黒ごまの圧倒的な量と、アーモンド、大豆も入って、見るからに健康的ですね。
ただ、胡麻を接着するのに、当たり前ですが、砂糖は使用されています。(笑)
ただし、沖縄産の黒糖を使用したもの。
胡麻は、オニザキの金ごまが使用されています。
一枚一枚、丁寧にプラスチックのトレイにのせ、壊れないようにしてあるところも、丁寧ですね。
封を開ければ、胡麻の香ばしい香りがプンプンします。
ひと口口に入れると、ザクザクとした食感に、胡麻のダイレクトな香ばしさが鼻に抜けてきます。
噛めば噛むほど、味わい深い、ナッツの味、大豆の味が次々とやってくる感じでしょうか。
乾燥剤が入っていますが、封を開けると、この時期は特に一気に湿気ってきますので、お気を付けください。
歯ごたえのある間に召し上がって頂きたいおせんべいですよ。
そして、良く噛むこと。
噛むごとに、美味しさが広がるようなお菓子です。
私も、胡麻好きではありますが、一度にこれだけ食べられなんて、あまり無い機会です。(笑)
セサミンが大事なお年頃なので、有り難くいただきました。
オススメですよ。
1枚108円(税込み)
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肥後もっこす本舗の白胡麻太鼓を実食レビュー!
黒胡麻太鼓に比べると、ちょっとインパクトは薄いですね。
胡麻の量は、変わりませんし、アーモンドと大豆も、同じように加えられています。
胡麻の香りも良いですよ。
口に入れると、黒ごまに比べて、優しい味わいです。
胡麻が上品な感じ。(???)胡麻が上品とは、難しいかもしれませんが、同じ香ばしさの中にも、あっさりとした味わいが感じられると言えます。
砂糖の量が控えめだとは書いていませんが、若干甘味も少ないように感じました。
それにしても、胡麻の量が半端ないですね。
消化良く食べるためにも、胡麻の味わいを楽しむためにも、是非ゆっくりとゆっくりとお召し上がりください。
ネットで調べると、黒胡麻太鼓も、白胡麻太鼓も、かなり評判が良い印象でした。
殆どの方が、5つ星を付けておられます。
素材の良さ、健康的なこと、そして味わい揃って嬉しいお菓子ですね。
1枚108円(税込み)
「胡麻太鼓」には、そのほかに、「海鮮胡麻太鼓」という種類があります。
こちらには、三年熟成木樽醤油を使用した醤油胡麻が二割配合され、国産いりこ、アーモンド、大豆が入っています。
殆ど健康食品に近いですね。(笑)
一袋(3枚入り)400円(税込み)
お店情報(城彩苑熊本城店)
住所:熊本市中央区二の丸1-1-2
電話:096-288-5800
営業時間:9:00~19:00
肥後もっこす本舗のお店人気ランキング
第一位 肥後太鼓「黒豆らっか」
熊本産黒大豆(クロダマル)の豆本来の甘味と肥後太鼓の癖になる甘辛さ、カリッとした食感のお菓子です。
クロダマルと国産落花生を使用し、味付けには、国産原料100%の丸大豆しょう油で作ってあります。
胡麻とは違った大粒の落花生がダイレクトな味わいになるそうです。
しかも、熊本産の黒大豆は、味わい抜群とか。栄養価も高いそうですよ。
一般的な黒大豆と比較すると、苦みが少なく甘味が強い事。
また、アントシアニンの含有量も高いのが特長です。
味付けには、ガーリックや、唐辛子も入った、ピリッとした辛さの豆菓子です。
甘さと辛さのハーモニー。
やっぱり、ここでも甘じょっぱい味は、日本人の好みだとわかりますね。
ひと箱(6枚入り)739円(税込み)
第二位 肥後太鼓
お馴染みの全国菓子博覧会では、栄誉大賞を受賞した「肥後太鼓」ですね。。
一枚一枚が手作りで、職人の丹念な作業で作られています。
煎りたてのピーナッツと、醤油風味豊かなあられをミックスし、水飴でからめて仕上げてあります。
甘柄さとカリッとした食感に、ピーナッツのソフトな噛みごこちと野菜い甘さが生きています。
1箱(10枚入り)1231円(税込み)
「肥後太鼓」には、三種類の味があり、食べ比べセットもあります。
(食べ比べセットには、オリジナル・梅・わさび・辛口が入っています。)
第三位 くまもんのすずめのたまご
熊本ですから、やっぱり強いのは、くまもんブランドですね。
「くまもんすずめのたまご」が第三位となります。
くまもんと、すずめの関係については、よくわかりません。(笑)
一般的な「すずめのたまご」同様、小麦粉やトウモロコシデンプンの生地で落花生を包んだもの。
カリッとした食感と、落花生の甘味がくせになりそうですね。
昔からある、お菓子ですが、私は、普段なかなか手にすることはありません。
でも、食べかけたら止まらないお菓子ですよね。
原材料に海苔とありましたので、海苔がふりかけられている、風味の良いものだと思います。
実は、くまもんがらみではない、ただの「雀の卵」も売られていますが、そちらは個別包装にはなっていません。
したがって、お土産にするなら、こちらの「くまもんすずめのたまご」
自宅用なら、普通の「雀の卵」をおすすめしますよ。
「くまもんすずめのたまご」1パック(13袋入り)287円(税込み)
「雀の卵」1パック(180g)287円(税込み)
まとめ
熊本の「肥後もっこす本舗」という興味深いお店のスイーツを頂きました。
素材は、胡麻・アーモンド・大豆と、どれをとっても健康的。
特に胡麻の量は、半端ではありません。
胡麻の必須脂肪酸がたっぷりと摂取でき、しかも美味しい。
お年寄りからお子様まで、どなたにも喜ばれるお土産にもなりそうですね。
「黒胡麻太鼓」「白胡麻太鼓」どちらも美味しくいただけました。
家族にも食べさせたいスイーツです。