出典:丸永製菓公式ページ
丸永製菓の「白くまアイス」をご存知ですか?
昭和47年発売以来の大人気商品です。
第35回の食品ヒット大賞で、ロングセラー賞を受賞しました。
そんな「白くまアイス」がそのままスイーツになって、2018年6月1日~6月30日までの期間限定で販売されています。
今回は「白くまアイス」スイーツをご紹介したします。
見出し
「白くまアイス」は鹿児島の味だった
出典:天文館むじゃき公式ページ
鹿児島の氷白熊の本家は、「天文館むじゃき」です。
画像は、「天文館むじゃき」人気ナンバーワンの自家製のミルクと蜜にたくさんのフルーツがのせてある、賑やかな定番「白熊」です。
チェリー、レーズン、プラム、みかん、もも、バナナ、パイナップル、寒天(赤・青)がのっています。(季節により変動あり)
以前、セイカ食品の「南国白くま」というかき氷の記事を書きましたが、その時も少し鹿児島の白くまについてお話しました。
原型は昭和7年ごろ登場した練乳がけの氷でした。
それを「天文館むじゃき」が昭和22年に発売。当初は、白蜜、赤蜜をかけたシンプルなみぞれだったようですよ。
そのうち、チェリーやアンゼリカ、レーズンなどをトッピングするようになり、デコレーションした配置が白くまの表情に似ていたことから、その白くまの名前がつきました。
誰にも愛されるバラエティー豊かな「白くまアイス」を、スイーツにしたらどうだろう。
そんな思いで、福岡の大手アイスクリームメーカーの丸永製菓「白くま」シリーズとのコラボ商品が開発されました。
そして、今年6月1日に「ORANGE」の新作スイーツ「白くまシリーズ」がいよいよ新発売となりました。
「ORANGE」は、日常の「ほっと」を大切にしている会社です
出典:ORANGE公式ページ
「ORANGE」は、昭和24年創業の田口食品のブランドです。
「ORANGE」のロゴマークには、会社の思いが込められているとのこと。
- ①ORANGE CROWN(品質・鮮度に対しての想いを込めたミルククラウンのモチーフ
- ②ORANGE ARC(綺麗なアークではなく、非対称な放物線は、今がベストと決して慢心しない気持ちを表すアーク)
- ③ORANGEの字体(親しみやすく、読みやすい丸ゴシックの字体で、Rにはクリームを泡立てた時に立つツノを表現しています)
- ④ロゴカラーのパッションオレンジ(情熱やこだわり、愛情の色を表現し、また食べたいと思ってもらえるようにとの思い)
「ORANGE」のORは、フランス語の豊かさ。ANGEは、天使の意味もあります。
嫌なことがあったときも、絶好調だった人も。
自分へのご褒美に、ほっと一息ついて、ちょっとだけ幸せを感じてもらえるように、「ORANGE」は、安心して食べられる本格的な味を目指している会社です。
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「ORANGE」の白くまパフェを実食レビュー!
白くまパフェの見た目
丸永製菓のカップアイスの「九州名物白くまパフェバニラ」をイメージしたプリンです。
2018年5月31日に「白くまシリーズ」として発売されました。
出典:丸永製菓公式ページ
実際の丸永製菓の「白くまパフェ」は、こんな感じですよ。
バニラアイスに、チョコレートソースと黄桃をトッピングしたものです。
確かに良く似せていますよね。
でも、本家「白熊」に比べると、かなり地味。(涙)
もう少し色んなものがのっていたら、嬉しいですが。
白くまパフェを食べた感想
トッピングの黄桃に、ホイップクリームとチョコレートソース。
スプーンですくうと、ミルクプリンが見えてきました。
バニラ風味と書いてありましたが、牛乳ゼリーと言った感じです。
ホイップクリームも、甘くて、乳成分を感じる様なコクは無し。
チョコレートソースもいまいち。
おまけ程度に黄桃のかけらが2つ。
「うーん。」久々に、びっくりするほど褒めるところがないスイーツにぶち当たった感じです。(笑)
「ORANGE」渾身の新作スイーツながら、ちょっとがっくりの仕上がりですね。
商品名 | 白くまパフェ |
価格 | 130円(税抜き) |
内容量 | 一個 |
カロリー | 200kcal |
「ORANGE」の白くまエクレアを実食レビュー!
「ORANGE」の白くまエクレアの見た目
表面のトロピカル味チョコレートが、持ち歩いているうちにパリパリになっていました。(涙)
パッケージを開けると、もう南国の香りいっぱいです。
エクレアと言えば、普通はミルクチョコレートがかかっているものですが、ちょっと雰囲気が違いますね。
白くまエクレアを食べた感想
割ってみると、こんな感じですよ。
少々細めのシュー皮の中には、同じくトロピカルな黄色のクリームが入っています。
このトロピカルの正体は、マンゴーピューレと、パイナップル果汁だと、原材料には書いてありました。
口に入れると、マンゴーの風味が広がり、甘酸っぱい優しいミルクの味わいがします。
これは、アイスバーの「白くまトロピカル」をイメージとして作られたということですよ。
出典:ORANGE公式ページ
確かにに夏向けの、爽やかな南国風味です。
甘ったるくもなく、後味はさわやか。なかなかイケますよ。
商品名 | 白くまエクレア |
価格 | 120円(税抜き) |
内容量 | 一個 |
カロリー | 176kcal |
「ORANGE」のしろくまロールケーキを実食レビュー!
「ORANGE」のしろくまロールケーキの見た目
このように、カップに入っているので、型崩れもせず、また食べやすいですよね。
先ほどのエクレアほどは、苺の香りがプンプンするわけではありません。
アイスをロールケーキに表現するとは。
なかなかハードルも高いのではないかと思います。
そして、何故だか、この商品名のみ、「白くま」ではなく、「しろくま」です。
原型となるアイスも、「しろくまストロベリー」となっております。
出典:ORANGE公式ページ
しろくまロールケーキ(ストロベリー)を食べた感想
見た感じはごく普通のロールケーキですね。
ふんわりと、柔らかく仕上げたスポンジは、ほんのりとしたストロベリーの味です。
クリームは、あくまでも「ミルクアイス」の風味とか。
練乳が入っているようですね。
たしかに、ちょっと普通のミルク味に、アイスクリームが溶けたあとのような味わいを持たせているような気がしないでもありません。
そして、クリームの一番中心部分にほんの少しだけ苺ソースが入っています。(これは、気づかないかもしれない程度ですね。)
画像でも、殆どわからないくらい。
食べた感想は、可もなく不可もない。(やっぱり普通かな)
もう一回食べたいと思うほどではありませんでした。
商品名 | しろくまロールケーキ |
価格 | 130円(税抜き) |
内容量 | 1パック(2個入り) |
カロリー | 192kcal |
「ORANGE」のその他の白くまシリーズ
白くまシュークリーム
出典:ORANGE公式ページ
アイスバーの「白くま」をイメージしたシュークリームです。
こんがりと焼き上げたパフに、バニラ風味のクリームとフルーツソースが入っています。
1個120円(税抜き)
白くまクレープ
出典:ORANGE公式ページ
さきほどのシュークリーム同様、アイスバーの「白くま」をイメージしたクレープです。
しっとりとしたクレープ生地で、バニラアイス風味のクリームとフルーツソース、甘納豆、黄桃を包んでいます。
内容的には、こちらの方がお得かも。
甘納豆が入っているところも、「白くま」らしさの表現ですね。
1個130円(税抜き)
まとめ
コンビニや、スーパーでも、アイスクリームコーナーでは、必ず見かけるのが、「白くまアイス」です。
各社それぞれ個性豊かな「白くまアイス」を出していますが、今回は、その「白くまアイス」をモデルにしたスイーツにスポットを当ててみました。
「ORANGE」が出した、丸永製菓とのコラボ商品「白くまスイーツ」ですよ。
白くまの味わいそのままに、シュークリームやロールケーキ、エクレアを表現してありました。
とはいえ、やはり「白くま」は、アイス。
なんちゃって「白くま」っぽいのは、仕方ないのでしょうね。
どこまで「白くま」に寄っていけたのか。
確かめてみてください。(笑)