暑さが過ぎると、急に食欲というものがわいてくるのはどうしてなのでしょうか。
しかも、結構こってりしたものを欲しますね。
ケーキで言えば、やはりこの独特なフォルムと、コクのある栗の味わいが魅力的なモンブランでしょうか。
私も大好きなモンブランを、秋を先取りしてご紹介できればと思います。
美味しいモンブランや、珍しいモンブランなどなど。
この秋に是非とも召し上がって頂きたいものばかりですよ。
見出し
アテスウェイのそびえたつフォルムがまさに「モンブラン」
出典:アテスウェイ
アテスウェイのモンブランの土台はアーモンドのメレンゲ。
和栗をのせて、その上に乳脂肪47%という濃厚なホイップクリームを絞り、洋栗のクリームで外側を覆っているというもの。
こだわりの素材と、丁寧な造りが味にも表れるように、上品でまろやかなマロンクリームと、コクのあるホイップクリームが絶妙なバランスです。
その特徴的な形は、まるで山のようにも見え、アテスウェイならではのモンブランとして、人気があります。
実際には栗の形をイメージして作られたらしいのですが、とても印象的ですね。
味も濃厚で、食べ応えもあり、台のメレンゲのサクサクとした食感も楽しめますよ。
アテスウェイのモンブランの販売店とお値段
住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町3-8-8カサ吉祥寺2
電話:0422-29-0888
営業時間:11:00~19:00(月曜定休日)
月曜日が祝日の場合は火曜日がお休みです。
1個520円(税抜き)
KYOTO KEIZOの賞味期限たった10分の「モンブラン」!?
出典:KYOTO KEIZO
賞味期限がたった10分しかない「モンブラン」(笑)
10分で食べきってしまわなければいけないのも、何だか残念ではありますが、食感が変わるという実感も興味がわきますよね。
注文してから奥の離れで作られるモンブランは、製作工程を見学することも出来るそうです。
てっぺんに和栗ののった味わい深いマロンクリームに隠されているのは、3時間低温で焼き上げたメレンゲ生地です。
このメレンゲこそが、10分の寿命の秘密。
最初はサクサクだったものが、徐々に水分を吸って、食感に変化をもたらします。
その軽快な音の変化や、食感は、まさに10分以内のお楽しみですね。
お皿にはラム酒の効いたチョコレートソースがアレンジされていますので、味も変化させられますよ。
和栗の10分モンブランの食べられるお店とお値段
住所:京都府京都市中京区御供町293
電話:075-821-0303
営業時間:11:30~19:00(18:00L.O)(月曜定休日)
1個800円(税抜き)
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SATSUKIの「スーパーモンブラン」は和栗本来の美味しさにこだわる進化形
出典:ニューオータニ
ホテルニューオータニの中にあるパティスリーSATSUKIの「スーパーモンブラン」は、中に秘めた味が進化するという、特別なモンブランです。
今年は、更に進化して、爽やかなアーモンドミルククリームに、厳選国産和栗の甘露煮や豆乳葛、豆乳ガナッシュクリームをマロンペーストで包み込んでいます。
真ん中で切り分けると、断面が実にユニーク。
味だけじゃない、大きさも通常のモンブランの約3倍もあるというのだから、凄いですね。
しかも、味わいを引き立てるために青ヶ島の「ひんぎゃの塩」を使用しているというこだわりです。
これにより、マロンペーストや土台のリンツァートルテのまろやかな甘さにアクセントが生まれるそうですよ。
この特別なモンブランでスーパーな時間を是非どうぞ。
スーパーモンブランの販売店とお値段
住所:東京都千代田区紀尾井町4-1ホテルニューオータニ内メインロビー階
電話:03-3221-7252
営業時間:11:00~21:00(年中無休)
販売期間9月1日~2019年1月31日まで
1個2300円(税抜き)
松月堂の「栗花落」(つゆり)は究極の純和風モンブランだ!!
出典:松月堂
「栗花落」(つゆり)は、最高級の和三盆糖を使用し、国内産の和栗だけを栗あんペーストにして作られた純和風モンブランです。
渋皮入りの栗きんとんの上に栗あんペーストを絞り出した二層仕立てになっています。
ホイップクリームや、洋酒は一切使わず、和三盆の持つ良さを最大限に生かしたお菓子ですよ。
ホロホロとした栗あんと、しっとりとした食感のきんとんが楽しめ、和三盆の上品で優しい味わいが口の中でとろけます。
和菓子のような、洋菓子のような不思議なモンブランを是非お試しください。
栗花落(つゆり)の販売店とお値段
住所:岐阜県中津川市太田町2-5-29
電話:0573-65-3008
営業時間:8:30~18:30(年中無休)
オンラインショップはこちら
1箱(3個入り)1965円(税込み)
みゆき館の銀座で一番おいしい和栗のモンブラン!?
出典:みゆき館
みゆき館がこだわって見つけた和栗は、熊本県にありました。
甘くしっかりとした実は、栗本来の美味しさが味わえるもの。
サクサクのメレンゲをお召し上がりいただくために、毎日二回に分けて「和栗のモンブラン」を作っておられるとか。
サクサクのメレンゲと、フレッシュな無糖の生クリーム。
そこに和栗100%のペーストをたっぷりと巻き上げて、丁寧に作られたモンブランは、あっさりとした甘さが絶品だとか。
銀座で一番売れている、年間売り上げ20万個という逸品ですよ。
是非一度、お試しください。
和栗のモンブランの販売店とお値段
住所:東京都中央区銀座6-5-17みゆき館ビル1F
電話:03-3574-7562
営業時間:9:00~23:30(土・日・祝10:00~23:00)
1個702円(税込み)
クリオロの「モンブラン」は東京23区で一位になった銘品
出典:クリオロ
これぞ、美しい「モンブラン」の究極のカタチ!!?
隙のない芸術的ともいえるフォルムは、圧巻の仕上がりですよね。
ともすれば、ぼそぼそになりがちな栗のムースを、生クリームと栗のバランスを調整することで、なめらかな口どけに仕上がっているそうですよ。
ラム酒の効果で、栗の味がさらに際立ち、リッチな味わいに。
メレンゲの土台は、サクサク感をキープするために、薄いスポンジ生地を敷き、チョコレートコーティングするというこだわり。
中身の凹凸を感じさせぬように、厚みを調節しながら、綺麗な線を出し、表面を仕上げる技は、まさにパティシエの努力の賜物とか。
味も形もこだわりぬいたクリオロ自慢のモンブランです。
クリオロのモンブランの販売店とお値段
住所:東京都板橋区向原3-9-2サントスビル1F
電話:03-3958-7058
営業時間:10:00~20:00(火曜定休日)祝日の場合は営業
1個540円(税込み)
和栗やの「モンブランデセル」は自然派の素直な味わい
出典:和栗や
「モンブランデセル」は、一般的なモンブランに使用される香りづけのお酒類や香料は一切使わず、栗の自然な味わいだけを求めた優しい味です。
茨城県笠間市の岩間地方で生産された「無燻蒸(むくんじょう)栗」(収穫後の殺虫処理を行っていない栗)が使用されているとか。
全て注文を受けてからの作り立てでしか味わえない栗好きのためのモンブランとして、人気ですよ。
繊細に絞られ、こんもりと盛られた和栗クリームはふわふわと口でほどけて、栗本来の深いコクが十分に味わえるモンブランになっているようです。
盛り上げられた和栗クリームの中には、渋皮を使用した濃厚栗クリーム、更にメレンゲと生クリームが入っていますので、食感も味も変化して、最後まで美味しくいただけるとのことです。
秋限定で販売される「プレミアムモンブラン」は、さらに稀少な栗品種である「人丸」のみを使用している贅沢なもの。
こちらは数量限定だそうですよ。
モンブランデセルの販売店とお値段
住所:東京都台東区谷中3-9-14
電話:03-5834-2243
営業時間:11:00~19:00(月曜定休日)春期、終期の繁忙期は営業。
1個1112円(税別)
マールブランシュの「モンブラン・オートクチュール」はまさに高級仕立ての逸品
出典:マールブランシュ
京都北山店でしか味わえない特別なモンブラン。
マールブランシュのモンブランは、栗の甘露煮を使用した黄色いモンブランが主流だったころから、本場フランスのリッチな味わいを京都人の口に合うように作り上げたもの。
フランス産栗のペーストにラム酒を効かせた、口どけのよい、コク深いマロンクリームが特長です。
看板商品となったこのモンブランも改良を重ね、今は4代目とか。
そんな極上のマロンクリームを、お店では、敷き詰めたラム酒を絡めたきざみ栗と、バニラの香るエアリーなムースグラッセの上から、たっぷりとその場で絞って頂きます。
出来立ての美味しさ、パティシエの自慢の一皿をどうぞ。
モンブラン・オートクチュールの食べられるお店とお値段
住所:京都府京都市北区北山通植物園北山門前
電話:075-722-3399
営業時間:10:00~20:00(LO19:30)(年中無休)
1個1404円(税込み)
小布施堂の「栗の点心朱雀」はさすがの専門店の味
出典:小布施堂
「栗と言えば、小布施。」の、栗専門店の「栗の点心朱雀」ですよ。
まるで素麺のように細くて繊細な穫れたての新栗を裏ごしして作ったクリームを、栗餡の上にふんわりと盛り上げたもの。
もちろん、新栗の風味を損なわぬように、注文を受けてから近くの工場へ出向くというこだわりです。
砂糖も何も加えない栗そのものを頂く栗の点心。
当然、並ばずしては食べられない味わいです。
もはや、形はモンブランなれども、その上をいく食べ物なのかも。
栗そのものよりも、栗らしい栗の味を、是非どうぞ。
栗の点心朱雀の食べられるお店とお値段
住所:長野県小布施町808
電話:026-247-2027
営業時間:9:00~17:00(年中無休)
2018年販売期間9月15日~10月中旬まで(予約不可)
1個1500円(税込み)お茶つき
やながわの「和のモンブラン」は丹波栗の誇り!!
出典:やながわ
まるで、栗の日の丸弁当!?(笑)
どこからつついても、「丹波の味」というこだわりの和のモンブランですよ。
手間がかかっても、可能な限り手作業で作り上げる、こだわりの味なのです。
丹波らしさ、丹波栗の良さを十二分に出して作り上げたモンブランは、丹波産の牛乳と卵で作ったスポンジに、甘さ控えめの特製のカスタードクリームをしき、丹波栗のペーストと、渋皮煮をのせたもの。
お土産にも、喜ばれそうですね。
大きいですが、一人でぺろりと食べる方もおられるそうです。
話題性もある、こんなモンブランは如何でしょうか。
和のモンブランの販売店とお値段
住所:兵庫県丹波市春日町野上野920
電話:0795-74-0123
営業時間:10:00~18:00(元旦・木曜定休日)
1個1296円(税込み)
まとめ
一足お先に、秋のスイーツ「モンブラン」を特集してみました。
今年食べるなら、こんなモンブランは如何でしょうか。
モンブランの栗ペーストは、とても繊細なもの。
販売されているものもありますが、絶品と言われるモンブランの多くは、その場でしか味わえないものでしたね。
やはり、お店で確かめて頂きたい秋の味ですよ。
販売期間が決められているところもありますので、お確かめの上、お越しください。